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スモモ(プラム)の種類【貴陽】について育て方や情報

スモモ(プラム)の種類【貴陽】について育て方や情報

貴陽はスモモ(プラム)の中でも特に果実が大きくて立派な品種で、きれいな丸い形と1個300グラムほどの重さになるずっしりした果実は、濃い紅色で高級感のある果皮と淡黄色の果肉が特徴的です。食べたときの味わいはほのかな酸味としっかりした甘みで、ジューシーな果肉は桃のような歯ごたえがありねっとりとしています。スモモ(プラム)独特の果皮の味も楽しむことができて、サイズが大きくて形が美しいので贈答用にも好んで用いられる果物です。高級な品種として知られているので市場に出回ることが少なく、なかなか食べる機会がない珍しい果物です。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

スモモ(プラム)の果物分類はバラ科サクラ属で、普通の桃に比べて酸味が強いことから和名は「酢」を加えてスモモになりました。農園などで栽培されているほかに野生の品種もあり、果皮は黄色や紅色で果肉は淡い黄色です。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

スモモ(プラム)の原産国は中国で、気候が温暖な地域だけでなく比較的寒冷な地域でも育つのでいろいろな品種のものが栽培されています。同じ地域ではウメやアーモンド、アンズなども栽培されていて、果実だけでなく種子も漢方薬やアルコール飲料などに利用されたり、生で食べるだけでなくドライフルーツや塩漬け、シロップ漬けなどに加工して使われています。貴陽は信州を中心に日本で栽培されいてる品種で、ブドウや和梨、洋ナシ、いちじく、ウメなどと一緒に作られていることが多く、キウイやみかんなどを並行して栽培している土地も頻繁に見られます。

種まき時期に関しての注意特徴

貴陽の種は果実を半分に割ると簡単に取り出すことができるので、傷をつけないように丁寧に取り出して水洗いをして秋ごろにポットに種まきをします。そのまま冬越しをして春先に少しずつ大きなポットに植え換えていくのが確実です。

収穫時期に関しての注意特徴

スモモ(プラム)の収穫時期は7月下旬から8月下旬にかけて行います。色づき始めると数日間で一気に熟してきて、収穫時期を逃してしまったり雨が降ったりすると木で完熟して腐ったりカビが生えることもあるので注意が必要です。

病害虫の特徴

よく見られる病害虫はヒメシンクイと呼ばれる小さな虫で、果実と種の間に入り込んで内側から実をかじるので厄介です。ほかにもカメムシやアオマツムシ、ガの幼虫などが付きやすく、春から夏にかけて大発生することもあります。

栄養分に関しての特徴

スモモ(プラム)の栄養分はビタミンCに加えて葉酸やカリウム、フラボノイドのアントシアニンなどが多く含まれているので皮ごと食べると優れた抗酸化作用があり美容と健康のために役立ち、老化を防止することもできます。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

果実は大きくなってくると表面に傷が付いたりするので、きれいに育てたいなら紙袋など保護するアイテムがあると便利です。枝をきれいに伸ばすために固定する麻紐や支柱があると思い通りの姿に育てることができます。

果物の歴史

貴陽は山梨県の農家が1977年に「太陽」という品種のスモモ(プラム)と雑種を交配させて作りだした品種で、1996年に正式に品種登録されました。栽培が困難なので生産量も少なく、まさに高貴な太陽のような果物です。

おすすめの食べ方料理方法

スモモ(プラム)は収穫して追熟させてからそのまま食べると爽やかでおいしいので夏場にぴったりです。ワインやシロップで軽く煮込んでコンポートにする食べ方もおすすめで、冷やすとおしゃれなデザートになります。ジャムにするのも簡単なので大量に収穫してしまったらまとめて煮込んでしまえば長期保存ができて、パンに塗ったりヨーグルトに混ぜたりいろいろな使い方ができます。豚肉や鶏肉との相性がいいので、甘酸っぱいソースとして使ったり一緒に煮込むのもおしゃれです。半分に割って種を取り出した状態で冷凍保存をすることも可能です。

果物育て方の注意点まとめ

貴陽はスモモ(プラム)の中でも特に育て方が難しい品種なので植え付けをしたら葉の病気や害虫などに気をつけて頻繁に手入れをすることが必要です。膨らんで粉を吹いたような状態になってしまうふくろみ病は特に多く見られるので、農薬などで早めに対処しましょう。夏場は枝が真上に高く伸びてしまうので余計な枝をしっかり剪定しないと複雑な姿の木になって次の年に実がつきにくくなります。秋や春先にも正しく剪定をして太く並行に伸びた枝だけを残すようにして、収穫しやすい姿をキープするようにしましょう。果実を収穫するときは傷をつけないように大切に扱いましょう。

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