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モモ(桃)の種類【一宮白桃】について育て方や情報

モモ(桃)の種類【一宮白桃】について育て方や情報

一宮白桃は夏の終わりに出回る晩生種ですが早生種のようにジューシーで果汁がたっぷり入ったみずみずしい品種です。山梨県の一宮町で栽培するのによい系統のモモ(桃)を選別するときに町の名前にちなんで名づけられたと言われています。果実は丸いきれいな形をしていて薄いピンク色の肌は繊細で、割ると美しい淡いクリーム色の果肉に紅色の種子が入っています。食感はねっとりして引き締まっていて、酸味はほとんどなくしっかりとした甘みがあります。熟したものは糖度が高く、高級な品種として知られているのでお中元など贈答用にも喜ばれます。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

モモ(桃)の果物分類はバラ科モモ属で、3月下旬から4月上旬にかけて淡いピンク色の花が咲きます。葉は花よりやや遅れて茂り、細長くて縁は粗い鋸歯状になっていて先が尖った特徴的な形をしています。花は観賞用にも使われます。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

モモ(桃)の原産国は中国で、黄河上流の高山地帯で栽培が始まりました。シルクロードを通ってアラビアやヨーロッパにも比較的早い時期に伝わって栽培されるようになりました。同じ地域では黄桃やネクタリンなどモモ属の果物のほかに、アンズ、アーモンド、りんごなどの果樹園も見られます。果物は生で使われるだけでなく、ドライフルーツとして加工したり、種子を取り出して乾燥させたものやリキュールにしたもの、葉を使ってお茶や漢方薬として出荷されるものもあります。樹木や樹皮も民芸品や小物に加工されたり染料として利用されています。

種まき時期に関しての注意特徴

一宮白桃の種まきにふさわしいのは夏の終わりから秋ごろにかけての涼しくなってきた時期です。完熟した果実から取り出した常温の種を水洗いして植木鉢に植えて発芽させます。水をやりすぎると腐ってしまうことがあるので気をつけましょう。

収穫時期に関しての注意特徴

一宮白桃は比較的早く収穫できる品種なので、収穫時期は7月下旬ごろから8月上旬ごろまでが適切です。早すぎると追熟しても果肉が固いままだったり甘みが足らず、遅すぎると熟れすぎで傷が付いたりするので注意が必要です。

病害虫の特徴

モモ(桃)の病害虫はコスカシバ、ウスイロサルハムシ、アブラムシ類やカメムシ類、シンクイムシ、カイガラムシなど多様なので殺虫剤などを使って対処します。蛾の幼虫やハダニ類、アブラムシが付着することもあります。

栄養分に関しての特徴

モモ(桃)は水分が重量のほとんどを占めていて、栄養分はビタミンAとビタミンCが特に豊富です。食物繊維の一種であるペクチンを多く含むのでコレステロール値を下げたり便秘の解消に役立ちます。カリウムやマグネシウムなどのミネラルも含んでいます。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

モモ(桃)の果実が大きくなってくると重さで枝が折れてしまうことがあるので支えをするための支柱や麻紐、ワイヤーなど固定できるアイテムがあると便利です。果実を守って糖度を上げるための袋や殺虫剤も用意しておくと役立ちます。

果物の歴史

一宮白桃はそれほど歴史が長くない比較的新しい品種です。モモ(桃)自体は紀元前から栽培されてきた記録が残っていて、昔話やおとぎ話に登場したり、幸運や富のシンボルとして絵画や建築、お菓子などのモデルにも使われてきました。

おすすめの食べ方料理方法

モモ(桃)はあまり長い期間の保存ができないので収穫したら早めにそのまま食べるのが一番です。コンポートにすれば冷蔵庫で数日保存できて、冷凍することも可能です。ペクチンが多いので簡単にジャムを作ることができ、ヨーグルトに混ぜたりレアチーズケーキやアイスに添えて食べるのもおすすめです。スムージーにする食べ方もおしゃれで、便秘の解消やリラックス効果があります。サラダやシーフードと合わせれば食事として楽しむことができるので、レモンやハーブなどさっぱりしたドレッシングやソースをかけて前菜として食べるのがおすすめです。

果物育て方の注意点まとめ

モモ(桃)は春先に雨が降ると縮葉病になって枝全体が枯れてしまったり、せっかく結実した果実が落ちてしまったりするので育て方が難しい果物です。果実はデリケートなので傷がつきやすく、蜂や蟻、鳥などに狙われやすいので袋をかけたりして対策をしましょう。自分の庭の果樹が健康でも周囲の木が縮葉病だと伝染するので、病気の葉を見つけたらすぐに摘み取って焼却処分をするなどし、病気の葉を触った手でほかの植物を触らないように注意しましょう。枝が縦方向に伸びすぎないように支柱をして誘導したり、秋には剪定も忘れずに行うようにします。

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