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モモ(桃)の種類【加納岩白桃】について育て方や情報

モモ(桃)の種類【加納岩白桃】について育て方や情報

【加納岩白桃(かのういわはくとう)】は、モモ(桃)の品種の一つで大きさは約240g~270gです。このモモ(桃)の名前は、山梨県山梨市の加納岩で品種登録がされたことに因んで、加納岩白桃と名付けられました。糖度は12%~13%と高く、果肉には繊維質が少ないのでとろけるような食感を楽しめます。柔らかい肉質で酸味も少なく上品な甘さを楽しめます。モモ(桃)の種子の中にある内核は、桃核(とうかく)または桃仁(とうにん)と呼ばれ、血行改善や婦人病の漢方薬として広く利用されています。また、蕾は白桃花(はくとうか)とよばれ、利尿・便秘改善薬として利用されます。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

モモ(桃)の果物分類の特徴は、バラ科・モモ属の落葉小高木に実る果実で、多くの品種があります。品種の系統により白鳳系・白桃系・黄金桃系の3種類に分類できます。また収穫時期により早生種・中生種・晩生種の3種類にも分類することができます。この品種は、白桃系の早生種に分類されます。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

モモ(桃)の原産国は中国とされています。日本では縄文時代には既にモモの種が発見されていますが、食用としては江戸時代に入ってからと考えられています。明治時代に入り、現在の一般的なモモである水蜜種が輸入されるようになったことで、盛んに品種改良が行われ、現在流通しているモモの基礎ができました。加納岩白桃は、山梨県山梨市加納岩で誕生した品種で、浅間白桃の枝変わりとして発見されました。それを改良・育成して一品種として登録されました。非常にデリケートなモモで、見た目では旬の時期を判断しにくいバイヤー泣かせの品種でもあります。

種まき時期に関しての注意特徴

モモ(桃)の種まき時期としては秋でも冬でも可能ですが、種には内核のみを蒔くのがポイントです。こうすることで、発芽が早まります。プランターや育苗ポットなどに、蒔きたい分だけの種の外殻を取り除いて蒔きます。水と温度管理をしっかりすれば、春には発芽します。

収穫時期に関しての注意特徴

モモ(桃)の収穫時期は、ハウス物では5月上旬から収穫が始まります。露地物でも早生種では5月中旬ごろから徐々に収穫が始まってきます。晩生種になると8月下旬~9月ごろと時期は短いです。この品種は7月中旬に出回りますが、時期が非常に短いです。

病害虫の特徴

モモ(桃)が掛かりやすい病害虫としては、せん孔細菌病・炭そ病・サビ病・灰星病・黒星病・縮葉病などがあります。また、害虫ではモモハモグリガ・ウメシロカイガラムシ・カメムシ類・モモノゴマダラノメイガ・アブラムシ類・ナシメヒシンクイなどがあります。

栄養分に関しての特徴

モモ(桃)に含まれる栄養分には食物繊維やカリウム、ナイアシンなどが含まれています。食物繊維としてはペクチンが豊富なため、便秘解消効果が期待できます。また、カリウムには利尿作用の他に、動脈硬化や高血圧症の予防効果もあります。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

モモ(桃)を育てるうえで必要なアイテムは、より確実に実を付けさせるために人工授粉を行います。人工授粉では家庭にある綿棒で代用ができます。日光が万遍なく当たるように剪定を行います。そのため剪定バサミを用意しましょう。その際、剪定した枝の切り口の癒合促進のため、殺菌剤を用意して塗布します。

果物の歴史

モモ(桃)は、紀元前にはヨーロッパに伝わっていたとも言われ、その歴史はとても古いです。中国では3000年以上も前から食用として栽培されてきました。日本に伝わった時期ははっきりしていませんが、現在も残る多くの遺跡から種が発見されています。この品種は1983年に登録されています。

おすすめの食べ方料理方法

加納岩白桃のおすすめの食べ方としては、とろけるような歯触りが楽しめるため、そのまま頂くのが最もおいしい食べ方です。冷やすと更に甘味が感じられ美味しいです。冷蔵庫に入れる際は食べる1時間くらい前おすすめです。繊維が少ないので、そのままピューレにしたりジャムを作るのも良いでしょう。また、スライスしてタルトのトッピングにしても美味しいです。またピューレを凍らせてシャーベットやスムージーとして楽しむこともできます。この品種は食べごろが分かりにくいので、形が良く枝側に傷がないものを選びます。更に鼻を近づけてモモ独特の芳醇な香りがするものを選びましょう。

果物育て方の注意点まとめ

モモ(桃)を育てるうえでの注意点としては、耐寒性はありますが冬期にマイナス15℃以上になる地域では生育が難しいです。また、過度の湿気に弱いため雨の多い地域では病害虫に注意しなければなりません。良い果実の多く付けさせるために、摘蕾と摘果は重要なポイントとなります。モモは生理落果の性質を持っているため、花(幼果)の半分以上は6月ごろまでに落ちてしまいます。そのため、一度に花を落としてしまわないよう、枝を整理していくことが大切です。蕾が膨らみ赤くなってきたら、上向きの枝などを中心に間引きます。これを2回に分け行い、1回目は開花から約4週間後に、2回目は5月下旬ごろに行います。

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