• 西洋ナシ(西洋梨)の種類【バラード】について育て方や情報
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西洋ナシ(西洋梨)の種類【バラード】について育て方や情報

西洋ナシ(西洋梨)の種類【バラード】について育て方や情報

バラードは、西洋ナシ(西洋梨)の品種の一つで、山形県立園芸試験場でbartlettとlafranceを交配して作られたものです。ちなみに、果実のサイズは350グラムから500グラム程度とlafranceよりも大きく、形はbartlettに似ていてiます。ちなみに、収穫時の果皮色は黄緑色ですが、熟すに連れて黄色くなってきます。なお、果肉部分は白くて緻密な見た目で、食べ頃になると糖度が16パーセントから18パーセントになります。さらに、これに加えて酸味は控えめなので、強い甘みが感じられるのが特徴です。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

西洋ナシ(西洋梨)の果物分類は、落葉性果樹の仁果類に分類されます。この仁果類とは、花床(花托)という花柄の先端部分が発達して果実となり、中に種子をふくむタイプのことで、他にリンゴや枇杷など属しています。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

西洋ナシ(西洋梨)のバラードの原産国は日本で、生産量の半数以上は山形県が占めています。次に多いのが青森県で、以下北海道、岩手県、秋田県の順番です。なお、バラードを作りだした山形県立園芸試験場では、他にシルバーベルという名前の西洋ナシ(西洋梨)も作りだしています。他にもルーツの一方であるlafranceの生産量も山形県は全国の80パーセントを占めており、フルーツ王国と呼ばれる要因となっています。これは、明治8年に西洋ナシ(西洋梨)栽培をスタートして以来、140年以上の歴史を積み重ねてきた結果です。

種まき時期に関しての注意特徴

種まきの時期は3月ごろであり、種は食べる時に出たモノを、良く洗い濡らしたキッチンペーパー等で包んで冷蔵庫で保管するようにしましょう。また、使用する土は水持ちと水はけが良いものを好む傾向にあるので、条件を満たしたものを使うのが良いでしょう。

収穫時期に関しての注意特徴

熟期は、9月中旬から下旬となっており、収穫時期は9月の下旬頃からとなります。収穫後1週間から10日間ほど予冷処理されたのちに、2~3週間程度の日数を経て食べ頃となります。なお、出盛りの旬は10月となります。

病害虫の特徴

圃場での病害虫の罹病程度は、輪紋病がlafranceと同程度ですが、児向木古病に関してはlafranceよりも少ないのが特徴です。なお、夏場に高温及び乾燥で経過すると、ブラックエンドの発生がみられるケースがあります。

栄養分に関しての特徴

西洋ナシ(西洋梨)に含まれている栄養分は、高血圧の予防などに効果を期待できるKaliumが多いのが特徴です。また、他のフルーツと比較するとビタミンやミネラルは多いとは言えませんが、プロテアーゼという消化酵素を含んでおり、肉類のたんぱく質をスムーズに分解します。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

この西洋ナシ(西洋梨)は、lafranceよりも皮が薄いために果実の部分が傷つきやすいうえに、サビが目立ちやすいので有機栽培が適当です。また、サビを軽くするための袋などのアイテムが必要で、6月下旬までに終わらせるのが適当です。

果物の歴史

バラードは、1984年に山形県寒河江市にある山形県立園芸試験場において、bartlettとlafranceを交配して生まれた実生を接ぎ木、選抜育成された西洋ナシ(西洋梨)で、1999年に品種登録されています。

おすすめの食べ方料理方法

バラードは、2時間から3時間前に冷蔵庫に入れて冷やしてから食べるのがおすすめの食べ方です。皮は薄くてツルンとしているうえに、柔らかいので剥きにくいので、優しくナイフを入れなくてはなりません。そして、縦半分に切った後に、さらに半分に切ります。なお、この切ったものをアイスクリームやヨーグルトに入れると、かなり上品なデザートとなります。注意点としては、甘みが非常に強いということで、アイスクリームやヨーグルトはさっぱり目の味のものを選ぶのが適当です。また、果汁も多いので、ジュースとして楽しむことも可能です。

果物育て方の注意点まとめ

バラードの樹形構成上での注意点としては、枝が柔らかいので下垂しやすいということがあります。このために、主枝候補枝には側枝を多めに配置する等で枝を太らせるように促し、骨格枝を早めに構成するように工夫を施さなくてはなりません。なお、収穫時期の目安は満期145日から150日後で、果実硬度が14ポンド程度、ヨード・ヨードカリ反応指数が3から3.5で種子が茶色になった時期です。また、着果量は5頂芽から6頂芽に1果が適当で、着果花序は2番花から4番花が適当です。ちなみに、山形県内では全域で適応性があり、全国でもlafranceが栽培できる地域であれば問題はありません。

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