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ビワ(枇杷)の種類【瑞穂】について育て方や情報

ビワ(枇杷)の種類【瑞穂】について育て方や情報

【瑞穂】は、ビワ(枇杷)の品種の一つで、大きさは100gとこの果物の中では大きいサイズになります。程よい甘さと酸味があり、バランスの良い食味です。果皮は薄いオレンジ色で、中には薄い緑色をした小さな斑点ができているものもあります。ビワ(枇杷)の名前の由来は、3世紀~4世紀ごろの栽培が盛んになった中国で、枇杷の形が楽器の琵琶と似ていることから、このような名前が付いたと考えられています。現在も中国ではビワは「枇杷」と表記されているほか、英語の「loquat」は広東語の発音に由来していると考えられています。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

ビワ(枇杷)の果物分類の特徴は、バラ科の常緑高木になる果実で、生長するとおよそ10メートルほどになります。昔は、多くの家庭で見かける果樹でしたが、果実が傷みやすいことから近年ではあまり見かけなくなり、高級果実として扱われるようになっています。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

ビワ(枇杷)の原産国は中国の南西地域で、日本でも古くに伝わり主に西の地方で栽培されています。中国移民がその後ハワイに持ち込んだほか、日本からもブラジルやイスラエルへと広まっていきました。現在では、トルコやギリシャ、イタリア南部、フランスなどでも栽培されています。日本の主な生産地は長崎県で、2013年の年間収穫量では約1540トンと、全体の約37%を占めています。次いで千葉県約512トン、香川県約343トンとなっています。瑞穂の主な生産地は千葉県です。この品種は栽培が非常に難しいことから、収穫量も少なく貴重な枇杷でもあります。

種まき時期に関しての注意特徴

ビワ(枇杷)の種まき時期に関しては、5月~6月の暖かい時期が最適です。種から育てた場合、実がなるまでには約8年~10年程掛かります。果実から種を取り出しきれいに洗い、培養土の2cm~3cmの深さに植えます。その他にも脱脂綿やスポンジを使って発芽させることも可能です。

収穫時期に関しての注意特徴

ビワ(枇杷)の収穫時期は、ハウス物などの早生種は1月ごろから収穫が始まり、3月ごろになると主要品種の収穫が始まってきます。最も店頭に出回り旬を迎えるのは5月~6月の初夏です。瑞穂の収穫時期は6月中旬~となっています。

病害虫の特徴

ビワ(枇杷)が掛かりやすい病害虫の特徴は、病害としては、細菌性の病気で葉・幹・果実・根と全ての部分で発症する「がん腫病」に注意が必要です。葉に褐色の斑点ができたり、幹にこぶができている場合は感染の可能性が高いです。害虫では、ナシヒメシンクイ・カイガラムシ類・ケムシ類に注意が必要です。

栄養分に関しての特徴

ビワ(枇杷)に含まれる栄養分にはβカロテン・カリウム・クロロゲン酸などがあります。特にβカロテンは豊富なため、肌の健康維持やがん予防に効果的とされています。またカリウムは高血圧予防、クロロゲン酸はがん予防やインフルエンザなどのウイルス疾患の予防に効果的です。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

ビワ(枇杷)を育てるのに必要なアイテムとしては、肥沃な土壌を好むため、化成肥料の他に堆肥や油かす、骨粉、鶏糞などの用意しておきましょう。剪定も必要となるので、剪定バサミも用意しましょう。また病害虫の予防するため、定期的に果樹を確認して薬剤を塗布します。

果物の歴史

ビワ(枇杷)の歴史としては、6世紀には中国で食用として栽培が行われていたとされています。日本では奈良時代の書物に登場することから、この時代には既に伝わっていたと考えられ、栽培が始まったのは江戸時代中期とされています。瑞穂は、昭和11年に旧農林省園芸試験場にて誕生しました。

おすすめの食べ方料理方法

瑞穂のおすすめの食べ方としては、甘味と酸味のバランスが良く食べ応えのある品種なので、そのまま頂くのがおすすめです。枇杷は追熟しない果物で事情に傷みやすいため、選ぶ際には傷がなく、へたの部分がしっかりとして表面にうぶ毛が残っているものを選びます。長期保存したい場合には、コンポートなどにして瓶詰にしておくと長持ちします。コンポートにしておくとタルトやゼリーなどのスイーツにも利用できて便利です。皮を剥く際には、お尻の方から頭の軸に向かって剥いていくと、手でも簡単に剥くことができます。皮を剥くと変色しやすいので、コンポートなどにするときは一度レモン汁に浸すと良いでしょう。

果物育て方の注意点まとめ

ビワ(枇杷)の育て方で注意すべき点としては、美味しい果実を作るために枝の剪定、摘果・摘蕾をする必要があります。剪定は果樹の生長具合に合わせて行うため、樹により多少異なります。まだ実を付けたことの無い樹は2月に、実を付けたことのある樹は8月下旬~9月に剪定を行います。品種により選定方法が異なり、枝がまっすく伸びる品種は、枝を横に伸ばす「変形主幹形」に、また枝が横に伸びる品種は盃の形に整える「盃状形」に仕立てていくと良いです。摘蕾では、冬に咲いた花の約3分の1~2分の1程度を残して摘みます。蕾は一箇所に固まって付いているので、4個~5個くらいを目安にします。

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