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ハナカイドウについて育て方や情報

ハナカイドウについて育て方や情報

ハナカイドウは、耐寒性落葉高木です。別名をカイドウ又はスイシカイドウと言い、学名はMalus hallianaと言います。Malusはギリシャ語のリンゴと言う意味の、Malonから来ています。特徴は樹高は5mから10mほどに成長し、光沢がある楕円形の葉を互い違いに付ける事です。花が咲くのは4月から5月頃で、3cmから5cmほどの花柄の先に3cmから5cmほどの薄紅色の花を付けます。その後に小さなリンゴに似た赤い実を付けますが、結実しない場合の方が多いようです。この実は食べる事ができますが、味はあまり美味しくありません。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

植物分類の特徴

ハナカイドウの植物分類は、バラ科のリンゴ属です。バラ科に含まれる植物の種類は多く、属だけで見ても90種類が存在します。特徴は様々ありますが、葉の根元に托葉がある事がそうだと言えるでしょう。桃や苺などもこの科に属します。

原産国の特徴・同様の原産国の植物紹介

ハナカイドウの原産国は、中国です。この国の特徴は国土が広く、様々な気候区分が共に存在する事であると言えます。しかし主には、大陸性モンスーン気候に属している国です。冬はモンゴルやシベリアからの冷たい風で北西部はかなり低温になり、夏は季節風の影響で温かい空気が流れ込んで全地方の温度差が小さくなります。年間の平均降水量は北部ほど少なく、南部に行くほど多くなります。中国原産の植物には、ジンチョウゲ・ハナモクレン・ウメ・カリンなどが有ります。公園や街路樹に植えられている様な、馴染み深い植物が多くあります。

同時期に開花する花の種類や特徴

ハナカイドウと同時期に開花する植物は、4月はライラック・ヒナゲシ・カリン・ドウダンツツジ・シャクナゲ・ツツジ・ボタンなどです。5月の植物は、シャクヤク・バラ・カキツバタ・ツリガネソウ・ヒルガオ・ベコニアなどです。ここに挙げた物は一例で、その前の季節から咲いている物など、この時期にはかなりの量の植物が咲いています。野に咲く物も木に咲く物も何種類もあり、例として挙げきれませんでした。中国では美人の例えにも使われるハナカイドウは、春から夏にかけて植物達の一番華やかなこの季節に、更に一色を添えるような存在なのではないでしょうか。

花言葉を使う時のサンプル

ハナカイドウの花言葉は、美人の眠り・妖艶・艶麗・温和・友情です。中でも美人の眠りや艶麗と言う言葉は、唐の玄宗皇帝がその寵姫である楊貴妃が酔って寝ている姿を見て、この植物の姿に例えた故事に由来していると言われています。

花・植物についてのコメント

ハナカイドウは桜より少し遅くに咲く、春の植物です。その華やかな姿は、桜の慎ましさとは逆に、その美しさを誇らしげに見せ付けるかのようです。その姿が好きな人も好きでは無い人も、一瞬目を奪われてしまう様な、そんな植物がハナカイドウではないでしょうか。この植物の歴史は古く、原産国の中国では唐の時代の玄宗皇帝も愛していた事は、花言葉の由来の故事にも現れています。日本に入って来たのは江戸時代頃と言われ、与謝蕪村や正岡子規などの俳人に俳句として詠まれる事も有りました。華やかなこの植物の魅力は、色々な人の心を捉え続けてきた様です。

簡単な育て方・栽培方法

ハナカイドウの育て方は、落葉している2月から3月位に、日当りが良く日陰になり難い場所の、水はけが良く肥沃な土に植え付けをします。植え付け後は沢山の水が必要なので、たっぷりと水をあげて下さい。根が付いたら、水不足で雨が降らない場合以外は、水やりをせずにいても大丈夫です。剪定は冬の落葉している時期に、その年伸びた枝を切り揃える様にします。

この植物に関してのまとめ

ハナカイドウは華やかな姿で私達を楽しませますが、かなり世話をし易い植物です。ガーデニング初心者向けの植物の一つでも有り、育て方は他の植物と比べても、格段に手が掛かりません。この植物についてまとめると、祖父母から見た孫の様な植物であると言えるでしょう。孫であるハナカイドウは、あまり手が掛からずドンドンと成長して、祖父母である育て主を毎年楽しませてくれます。ものぐさで有っても庭にこの木が一本あれば、毎年キレイな姿を楽しめる、そんな究極のガーデニング初心者向け植物が、このハナカイドウなのではないでしょうか。

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