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サンショウの実について育て方や情報

サンショウの実について育て方や情報

その実は少量でも口の中にピリッとした刺激を与えるのが特徴のサンショウは古くから香辛料として扱われる落葉低木です。漢字では山椒と書き、椒とは芳ばしいと言う意味を表し、山の椒すなわち山の薫り高い植物であるからこの名が付けられたのが一般的です。うなぎの蒲焼に降りかけたり、中国の四川料理のあの独特の辛味もサンショウが元となってます。一般的には果物の皮の部分を粉末にしたものが調味料として扱われてます。食物繊維やカルシウムを初めとした豊富な栄養素を含んでおり、胃もたれや神経痛、食欲促進などの効能があります。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

植物分類の特徴

植物分類はミカン科のサンショウ属であり、北海道から九州まで日本全土の山野に分布する落葉低木です。野生のものは葉の縁には低い鋸歯があり付け根には一対のトゲが見られ、葉を揉むと強い香りがします。ちなみに一般に栽培されてるものの多くはトゲのない変種であり、種と皮が外れやすい利点を持つアサクラザンショウです。

原産国の特徴・同様の原産国の植物紹介

日本全土に生息する植物であるように原産国は日本であり、国内最古の香辛料と言われてます。寒さに強く半日陰程度なら問題なく成長するので、多くの地域に生息してるのでしょう。一般に実の方を意識しやすいですが若い芽も食用として扱われてます。同じ原産の植物にはサザンカやアジサイが挙げられ、樹木であることや葉の縁がギザギザしてるといった共通点が見られます。しかしサンショウは花の色が黄色に対し、アジサイやサザンカは白やピンクを初め豊富なカラーリングに富んでます。その為食用目的よりもこれらの植物は鑑賞、園芸目的として楽しまれる方が多いでしょう。

同時期に開花する花の種類や特徴

サンショウの開花時期は4月から5月であり、果実期は涼しくなる9月から10月頃になり緑色からやがて赤く熟してきます。最終的には裂開し、中にある球形で光沢のある黒い種を出します。この時期に開花する植物にショートケーキで扱われることの多いイチゴが挙げられます。しかし花を咲かせたらすぐに実をつけるのでサンショウと異なり、長期間待たなくても済みます。同じ落葉性の樹木であるカキの開花も5月頃であり、やや遅めの10月から11月あたりが食べ時です。カキの共通点はこの他にも原産が日本であったり、本州南部から四国、九州まで広い地域に生息してる点が挙げられます。

花言葉を使う時のサンプル

健康、魅惑、好意といった花言葉を指しこれらは、この植物の用途や特性が由来とされます。例えば健康は正月に、一年の邪気を払って無病長寿願って飲むお屠蘇からちなんで付けられました。また魅惑は食欲のないときでもこの植物独特の香りに惹きつけられることから来てます。

花・植物についてのコメント

カルシウムや食物繊維、ビタミン類を初め多くの栄養素が詰まったサンショウは胃の働きを向上させる他、血液循環をよくする効果があります。漢方医学では腹痛や嘔吐、下痢といった症状緩和に用いられこの他にも不整脈や狭心症の治療にも役立つことが確認されてます。しかしこの植物の皮に含まれるサンショオールは麻痺効果のある毒成分であり、かつては毒もみという漁法に扱われてました。意外に若葉も食用として扱われ、茶碗蒸しや酢の物、刺身のツマなどにそのまま用いられます。この植物は木も葉、実とまるごと利用可能であり美容や健康にも良く、一度栽培すると味わい深く長い期間楽しむことが可能です。

簡単な育て方・栽培方法

極端な乾燥と強い西日を嫌う植物であり、根の張りが浅いので夏場の水切れに注意する必要があります。しかし、ジメジメとして湿度が高い環境では株元にカビが生えて木が腐って枯れてしまう白絹病が発生する恐れがあります。またアゲハ蝶の幼虫に気をつける必要があり、葉を全て食べられ木が丸坊主になる可能性があります。この植物は寒さに強く植え付けは12月から3月が目安ですが、厳寒期を避けたほうが良く育ちます。

この植物に関してのまとめ

強い刺激や香りが特徴のサンショウには、雄株と雌株があり実を付けるのは後者なので食用として育てるときは注意しましょう。病害虫の被害や水分不足に弱い一面を持ちますが、これらに注意すれば育て方として難易度はそこまで高くないです。植物全体を通してまとめても利用箇所が多いので、鑑賞も良いですが食用として楽しんでもおすすめです。豊富な栄養素を含んでおり食欲促進にも効果があり、夏場の食欲低下に一役買うでしょう。新芽は春に香辛料として扱うのは秋頃が収穫時期であり、植え付けは冬場なので年間を通して楽しめる植物です。

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