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ホトケノザについて育て方や情報

ホトケノザについて育て方や情報

ホトケノザは誰もが一度は目にしたことがある草です。田舎でよく見かけるけれど、名前は知らないという印象の草だと思います。草丈は10センチから30センチ程度、深緑色のフリルのような葉が茎をぐるりと取り巻きます。この丸く広がった葉の形が、仏像の座る蓮華座に似ていることから。「仏の座」という名前が付きました。また、葉が茎に沿って段々につくので、サンガイグサ(三階草)とも呼ばれます。その葉の上に、首を伸ばしたカンガルーの顔のような特徴的な形をした紅色の花が咲きます。長さは2センチ程度です。手を合わせた仏の形にも見えます。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

植物分類の特徴

植物分類はシソ科オドリコソウ属の一年草もしくは越年草です。北海道以外の日本の各地に自生します。同じ属のヒメオドリコソウによく混ざって生えていますが、こちらは紫がかった葉がツリーのように生えているのが特徴なので、見分けるのは簡単です。

原産国の特徴・同様の原産国の植物紹介

原産国はアジアからヨーロッパ、北アフリカと、広範囲です。日本へは古来ヨーロッパから渡来したと考えられています。古くから日本に自生しているように思える雑草も、同じようにヨーロッパから渡来してきたものがたくさんあります。オランダからの輸入品の緩衝材に使われていたクローバーの話は有名です。他にもオオイヌノフグリもヨーロッパ原産で、明治時代に渡来してきたと推定されています。ハコベの仲間のコハコベや、最近よく見かけるオランダミミナグサ、河原を黄色に染めるオランダアブラナやセイヨウカラシナもすべてヨーロッパからの帰化植物です。

同時期に開花する花の種類や特徴

早春の田舎道は、まだ一面の枯れ草に覆われていて寂しいものですが、枯れ草の間から深緑色の葉に包まれた紅色のホトケノザが真っ先に開花しているのを見かけたことがあるでしょう。ホトケノザは野に春の訪れを告げてくれる草です。同じように並んで開花し、春を告げてくれるのは、オオイヌノフグリです。水色の可憐な花ですが、触れるだけでポロポロと落ちてしまうという儚さがあります。うってかわって元気なのは黄色のカタバミ。雑草としては元気すぎて、草むしりの時にはやっかいな相手です。春の七草の一つであるナズナも、同じ頃に咲きます。ハート型のかわいい実がつきます。

花言葉を使う時のサンプル

花言葉は「調和」「輝く心」「小さな幸せ」です。調和・輝く心という神々しい言葉は仏様に因んだものです。小さな幸せは、まだ寒い季節に小さな春のようなホトケノザを見つけたときの気持ちにぴったりです。雑草なので、プレゼントには向きませんが、野山で大切な誰かと一緒に見つけたときにはぴったりの花言葉ではないでしょうか。

花・植物についてのコメント

「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロこれぞ七草」と、春の七草にある「ホトケノザ」は実は別の種類の植物です。キク科のコオニタビラコという植物で、若い葉を食用とします。本家のホトケノザは食用にはなりません。苦くて美味しくないです。この苦み成分は毒性もあると言われていますので、口にしない方がいいでしょう。しかし、子供の頃に、この花の蜜を舐めたことがある方はいるでしょう。白っぽい付け根の部分に甘い蜜がたまります。その点は同じシソ科のサルビアに似ています。小さい草なので、ほんのり甘みを感じる程度ですが、懐かしくてついつい口に運んでしまいます。

簡単な育て方・栽培方法

元々雑草の部類ですので、育て方は簡単です。良く日の当たる場所に種を蒔き、1日1回程度水をやります。種は、秋に野山のホトケノザから取ってきて蒔きます。丈夫な草なので、用土は特に気をつけなくても育ちます。肥料は置き肥程度で充分です。一度定着すれば、次の年にもどんどん生えてきますので増えすぎないように注意しましょう。

この植物に関してのまとめ

まとめとして、今までなんとなく目にしていたけれど、名前を知らなかった雑草にも「ホトケノザ」という立派な名前があります。葉の形が仏様の蓮華座に似ているから「ホトケノザ」だったり、葉が段々についているから「サンガイグサ」の別名があったり、春の七草ではなかったり、なるほどと思わせる雑学をたくさん隠し持っています。そんな植物は他にもたくさんあると思います。雑草という草はないとはよく言いますが、ホトケノザをきっかけに、今まで目にはしていたけれど名前は知らない雑草たちのことをくわしく調べてみてはいかがでしょう。

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