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ツタの種類【ナツヅタ】について育て方や情報

ツタの種類【ナツヅタ】について育て方や情報

ツタは日本に古くから存在しており、人々の生活にも密接に関わってきました。ナツヅタとも言い、ブドウ科の植物です。他の別名には、アマヅラ、モミジヅタなどがあります。英語名でアイヴィーと言った場合には、別の科の植物を指します。建物の外壁に沿わせて葉を茂らせているツタを見かけることがありますが、これは夏の暑さを和らげる効果があります。真夏の暑さでも青々としているため、実際に温度を下げる効果に加え、見た目も涼し気になります。ぎざぎざとした葉の形が特徴的で、昔から家紋など様々な文様のデザインに使われてきました。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

植物分類の特徴

植物分類としては、ブドウ目ブドウ科ツタ属に属します。ブドウ科の植物はいずれもつる性で、他の植物に巻きつくための巻きひげや、樹や岩などに沿って茎を伸ばすための吸盤を持っています。吸盤は巻きひげの先端についており、無理にはがすと吸盤だけが残るほど強いです。

原産国の特徴・同様の原産国の植物紹介

原産国は日本とされており、北海道や本州、四国、九州などに自生しています。西洋にもツタは自生していますが、そちらは別の科の植物で、これをフユヅタと呼んだため、区別して日本のものをナツヅタと呼ぶようになったとされています。同様に日本を原産地にする植物には、ギボウシがあります。ナツヅタ同様どちらかというと葉を楽しむ植物で、色や大きさに様々な品種改良をされてきており、外国でも人気があります。他にも日本原産の植物として、シランやエビネ、ミヤコワスレ、シャガ、アマドコロ、ホウチャクソウ、ノコンギクなどもあります。

同時期に開花する花の種類や特徴

ツタの開花時期は6月から7月です。あまり目立ちませんが、黄緑色の小さな花を咲かせます。葉が勢いよく茂っている時期ですので、その陰に隠れて見逃してしまうことも多々あります。この夏の時期に開花する植物は多数あり、ヒマワリやサルスベリ、ナツツバキ、セイヨウフウチョウソウなど鮮やかな色合いのものが多いのですが、それらの中でもミツバチなどはきちんとツタに集まります。蜜は午後2時から3時の間に出るようになっており、まるで時間限定のレストランのようです。目立たないながらも子孫を残すために進化した方法なのでしょう。

花言葉を使う時のサンプル

ツタの花言葉は、「誠実」「勤勉」「結婚」「死んでも離れない」などです。垂直な壁にしっかりと張りつくようにつるを伸ばし、冬枯れしても剥がれることがない姿からのものでしょう。結婚式のウェルカムボードなどにあしらうのもいいですね。

花・植物についてのコメント

ツタの別名のひとつであるアマヅラは、『枕草子』に登場します。「上品なもの」という部分で、削った氷にアマヅラをかけて新しい金属の椀に入れる、という描写です。これはかき氷のシロップに相当します。当時甘味料は大変貴重なものでしたが、伐採したツタから採取した樹液を煮詰めたものが数少ない甘味とされました。作るのに大変労力がかかるため、江戸時代に砂糖が作られるようになるとすっかり姿を消してしまいました。ツタは昔から人々の生活に密接に関わってきた植物ですが、食物、嗜好品としてもこのようにして楽しまれていたのです。

簡単な育て方・栽培方法

ツタの育て方は難しいものではありませんが、注意する必要があるのはまず害虫です。茂りやすく、虫が住むのにいい環境であるため、葉を食べられたり、樹液を吸われたりすることがあります。特に若い苗の状態では気をつけましょう。また、挿し木で簡単に増やすことができますが、冬には枯れるため、時期を選ぶ必要があります。暖かい季節を選びましょう。

この植物に関してのまとめ

ツタについてまとめると、古くから日本で親しまれてきた植物です。日よけとして使用したり、建物の温度を上げないようにするためにも栽培されてきました。その樹液は煮詰めて甘味料とされてきました。栽培も容易で、繁殖力が旺盛なため、特に手をかけなくても枝葉を伸ばしてくれます。生育環境としては、耐寒性もあり、土の質も選びません。つる性でとにかく伸びるため、茂らせすぎると他の植物を害する場合があるため、あまり大きくしたくない場合には注意が必要です。乾燥にも強い植物ですが、どちらかというと湿度を好むため、元気に育てたい場合にはある程度湿気を与えてください。

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