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カンヒザクラについて育て方や情報

カンヒザクラについて育て方や情報

カンヒザクラは主に沖縄で自生している桜の一種で、名前の通り桜のようにピンクの華が密集して咲き誇ります。一般的な桜とは異なり、まるで桃や梅のように非常に鮮やかで濃いピンク色が特徴です。また、少しうつむくように咲くため半分しか開花せず、まるで釣鐘のような形をしています。2月下旬から咲き始める早咲きの品種で、下向きに咲く性質と合わせて他の桜との交配用としても幅広く利用されており、日本各地で優秀な品種を生み出しています。主に観賞用として親しまれていますが、海外では果実を砂糖漬けやジャムなどにして食べる地域もあります。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

植物分類の特徴

カンヒザクラはバラ科のサクラ属に植物分類されている品種で、ヒガンザクラとよく間違えられますが全く別の品種です。桜の原種の一つだとされており、正月ごろから咲き始めるものもあるためガンジツザクラなどとも呼ばれています。

原産国の特徴・同様の原産国の植物紹介

カンヒザクラはもともと台湾が原産国とされており、現在でも台湾ではポピュラーな植物として知られています。日本のように南北に長い国土を持っており、北は亜熱帯で南は熱帯地域という特徴を持っています。1年を通して暖かい気候をしており、明確な四季の変化はありません。夏は長く冬は短く、温暖な気候に適した植物が広く栽培されています。観葉植物として日本でも流通している品種の多くが台湾原産で、ガジュマルやシマオオタニワタリ、シルクジャスミンやクワズイモなど有名なものから珍しいものまで様々あります。また、サルスベリの仲間の大花紫薇のように美しい華を咲かせる品種もあります。

同時期に開花する花の種類や特徴

カンヒザクラは沖縄と本州で開花時期が異なり、沖縄では1月から2月、本州では2月から3月頃に咲くようになります。寒さに強い品種であり、日本では数少ない冬に咲く花となります。同じように冬の間私たちの目を楽しませてくれる品種としては、プリムラが代表的です。プリムラは極寒期でも開花する寒さに強い宿根草で、可愛らしい丸みを帯びた姿とカラーバリエーションの豊富さが魅力的な品種です。冬の間は病気や害虫の被害も多くなく、日光に当てることと水やりを忘れないようにしておけばほとんど世話の必要もなく、初心者でも育てやすい品種です。

花言葉を使う時のサンプル

カンヒザクラの花言葉は、あでやかな美人や善行といった言葉が挙げられます。この品種は他の桜より鮮やかで濃い色をしており、人目を惹きやすいために美しい女性に例えられたのです。女性に贈るにはうってつけの品種だと言えるでしょう。

花・植物についてのコメント

カンヒザクラは亜熱帯から暖帯に広く分布する品種で、日本では関東以南で栽培されています。一般的には高さ8m程にまで成長し、沖縄にある自生地のものは天然記念物として指定されています。花が咲く時期になると、葉よりも先に芽から複数の蕾が垂れ下がってきます。はなびらは5枚あり、全部開かずに半分ほど開いた時点で満開となります。咲き始めてから1ヶ月ほど楽しむことができ、時期が長いのも人気となっています。もともとはヒカンサクラと呼ばれていましたがヒガンザクラと間違えられることが多発したため、名前を変えられたという逸話もあります。

簡単な育て方・栽培方法

カンヒザクラも他の一般的な桜と同じく、育てる際には十分な日光があって風通しがよく、栄養分が豊富な土地に植えるようにします。肥料は冬と華が咲いた後の2回必要で、樹の大きさや肥料の成分などによって与える適量が異なるので注意しましょう。桜は枝を切るとそこから病気にかかりやすくなるため、剪定の際には細心の注意が必要です。

この植物に関してのまとめ

"カンヒザクラは色も美しく冬に咲き誇る珍しい品種なので、観賞用として家庭で育てるのにも人気があります。育て方のまとめとしては、 まずある程度まで育てた苗木を11月から1月にかけて植え付けるようにします。あまり日本の暑さには強くないため、新芽が出る時期に暑くなると枯れてしまうこともあるので冬季に行います。暑さと共に乾燥にも弱いので、植え付け後は根元を敷きわら等で覆って保湿しておきましょう。種から育てる場合は、一度低温の環境下において休眠期を経験させたほうが発芽やその後の成長に良い結果が出ます。将来的には高さや幅が5m以上になるので、スペースが十分に取れる場所で育てましょう。"

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