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コウリンカについて育て方や情報

コウリンカについて育て方や情報

コウリンカは日本の本州中部から北限は東北地方の福島県、そして西限には広島県まで分布する多年草です。この花は独特の細い花弁の形と、くすみがかかったオレンジ色が特徴の花で、主に日当たりの良い乾いた山地などの土地に生息しています。このコウリンカの開花シーズンは主に夏場の7月から9月で、その独特の明るい色合いが非常に目を引く植物の一つでもあります。山歩きなどで昔からハイカーによって頻繁に目撃されることの多いこのコウリンカは、現在は絶滅危惧種に指定されており、引き続きモニタリングが必要な植物の一つとされています。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

植物分類の特徴

コウリンカの植物分類はキク科オカオグルマ属であり、学名はSenecio flammeus var. glabrifoliusですこの植物は多年生であり、その独特の舌状の形のはなびらが下を向いた車輪状に咲くのが大きな特徴です。

原産国の特徴・同様の原産国の植物紹介

コウリンカの原産国は主に日本です。そしてこの植物は日本でも象徴的な植物となっているキク科の植物であり、主に日本の本州の西は広島、北は福島県に生息する植物です。また日本の本州意外にも、海をまたいで直ぐ隣の朝鮮半島でも生息しており、東アジアで生息する植物であるといえることでしょう。日本と朝鮮半島では、生息する植物がとても似通っているのも特徴で、このコウリンカだけでなくホウセンカや水仙など、日本の本州と朝鮮半島では数多くの同じ科目の植物が生息しています。特にキク科の植物は、東アジアでは多くの品目が違う名前で呼ばれるものが生息、または栽培されています。

同時期に開花する花の種類や特徴

このコウリンカが日本の本州に咲く7月から9月の夏場の同じ時期に咲く植物は実に多種多様ですが、同じ生息域に咲く代表的な植物といえば、オニユリやリンドウ、そしてキキョウなどがあります。これ等の植物はいずれも比較的に標高の高い山地に生息しており、山を歩く人の目を楽しませてくれます。特にリンドウは釣り鐘の形をした美しい紫色の植物で、山だけでなく水田や池などの湿った場所を好んで美しい姿を見せてくれます。このリンドウは長野県と熊本県の県の植物としてしていされています。リンドウは生薬の竜胆の原料の一つでもあります。

花言葉を使う時のサンプル

コウリンカの花言葉は「秘めた想い」、「遠くから見守っています。」などがあり、標高の高い山で凛と孤独な姿を誇示するように突然咲いている、コウリンカにふさわしいものとなっています。もし意中の人にひっそりと思いを伝えたい時に、この植物の写真の手紙を送ると良いかもしれませんね。

花・植物についてのコメント

この植物は、本州で山歩きを嗜むハイカーにとっては非常に見慣れた植物の一つでしょう。しかし、この独特のユニークな形をした植物は、生態系や環境の変化からその個体数が激減しており、いつの間にか絶滅危惧種に指定されるほどの珍しい植物になってしまいました。一見すると何の変哲もない野草ですが、この夏の山を彩る風物詩とも言えるこの植物が、この先も夏山で見ることが出来るように、山の環境や生態系を改善することを、私達一人一人が自覚を持って山では行動をとりたいものですね。そのためには、より一層にコウリンカについての啓蒙活動が必要なことでしょう。

簡単な育て方・栽培方法

コウリンカの育て方は、鉢植えや庭植えが適しているといわれていますが、この植物はもともと野生で生息するものであるというだけでなく、絶滅危惧種に指定されている植物です。このことから、独断で山から採取して家庭で栽培することは避けることが必要な植物の一つであるといえることでしょう。このことから栽培を行う際には、大学や研究施設、または環境省に必ず問い合わせをしましょう。

この植物に関してのまとめ

夏の山にひっそりとその独特でありながら凛と一つだけその姿を見せるこの植物は、本州の山々には欠かすことの出来ない夏の風物詩です。一見するとそのユニークな形から、見過ごしてしまうことの多いこの植物ですが、実はキク科の植物でもあり、日本人にはとても馴染みの深い植物でもあります。すでにお伝えしたように、残念ながら現在コウリンカは絶滅危惧種に指定され、その植物としての存在が危ぶまれています。山で引き続きこの植物が鑑賞できるように、引き続き私たちはこの植物を取り巻く環境を見守り続けていくことが大切だということを、まとめとしてお伝えします。

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