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アキノキリンソウについて育て方や情報

アキノキリンソウについて育て方や情報

アキノキリンソウは日本全国に生育する植物です。茎の先端に混み合うように咲く黄色い花を特徴としています。漢字では「秋の麒麟草」と書きます。今では秋の黄色い植物と言えばセイタカアワダチソウを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、昔は日本の秋の植物として教科書などでもよく紹介されていました。山や丘陵の日当たりの良い場所を好み、道端にごく普通に見られていましたが、外来種の繁茂や環境の変化によって最近では見られる場所が少なくなってしまいました。しかし素朴でかわいいだけでなく、若葉は食用にすることもでき、和え物、おひたしにすることもできますし、陰干しして薬用として用いることもできます。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

植物分類の特徴

アキノキリンソウの植物分類はキク科、アキノキリンソウ属の多年草です。変種が多く、基本亜種はヨウシュアキノキリンソウです。亜種のミヤマアキノキリンソウと区別が付きにくく、オオアキノキリンソウも別亜種のものとされています。

原産国の特徴・同様の原産国の植物紹介

この植物は日本、朝鮮、欧州を原産国としています。日本原産とする他の植物は、ガクアジサイ、オニユリ、カキツバタ、菖蒲、カンツバキ、エゾミソギハギなど湿地を好む植物を始め、昔から絵や文学に登場するものです。また、朝鮮を原産とする植物にはムクゲがあります。ピンクや薄いピンクの花を咲かせるこの植物は、古くから日本でも茶花として用いられていますし、切り込みにも強いことから垣根として栽培されることもあります。また、欧州を原産とするものにも今ではどの家庭でもよく植えてあるビオラや、ツリガネソウにも似ているジギタリスなどがあります。

同時期に開花する花の種類や特徴

アキノキリンソウは8月から11月に開花します。同時期に開花するものとしては、8月はヒマワリ、芙蓉、水引、鶏頭、タマスダレ。9月にはヒガンバナ、金木犀、ユッカ蘭、ガザニア、カランコエ、サフィニア。10月には菊やサザンカ、ツワブキ、千日紅、ダリア、日日草、トレニア。パンジーやシクラメンもこの頃から咲き出します。11月はヒイラギ、ヤツデ、ビワ、シャコバサボテンやカンツバキ、ボケも開花します。夏から秋の長期にかけて楽しむことができますし、そっと他の植物に添えるとその素朴さがかえって愛らしいものに見えます。

花言葉を使う時のサンプル

アキノキリンソウの花言葉は「予防、安心、幸せな人、用心、要注意、警戒、警告」といった意味があります。あまり気にしなければ問題はありませんが、贈り物としては気をつけた方が良いでしょう。葉が食べられますので、その意味で一緒に差し上げるのは良いかもしれません。

花・植物についてのコメント

中国の空想上の動物である麒麟を連想させることから、また秋に咲くことから名付けられたアキノキリンソウ。またその見た目がビールが発行する様子を連想させることから「泡立草」とも言われています。30から60センチの丈がありますが、背が高いものであれば80センチくらいの丈に育ちます。薬効としては殺菌作用、利尿作用があり、腎臓や膀胱炎、風邪の頭痛や喉の痛み、解毒に用いることができます。乾燥させたものを煮出して服用することができます。10から15グラムを0.5リットルの水で半量になるまで煎じて使います。葉を食用にする場合は茹でた時にしっかりアク抜きしましょう。

簡単な育て方・栽培方法

アキノキリンソウの育て方。この植物は日当たりが大切です。日のないところでは栽培できません。土は基本的に水はけが良ければ問題ありません。2月から3月にかけて植え付けをし、4月から9月にかけて追肥をしますが、液肥は少量を心がけないと姿が乱れます。庭植えであれば肥料は必要ないでしょう。表面が乾いたら水を与えます。3年に一度株分けできます。

この植物に関してのまとめ

まとめとして、アキノキリンソウは本来日本人にとって馴染み深い植物です。耐寒性もあり(しかし冬は鉢植えであれば霜を避けるようにしてあげてください)、土を選ばずにすみ、水も少量で良いので栽培しやすいです。また様々な症状に効く薬効もあり、見た目にもかわいらしい植物です。似た種類のミヤマアキノキリンソウにも同じような薬効があります。ナチュラルガーデンにもよくマッチするでしょう。鑑賞できる上に食用にもできるので一石二鳥で栽培するのも楽しいでしょう。外来種によって数が減ってきていますので、子供に昔よく見られたものを残して見せてあげることもできるでしょう。

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