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ナツズイセンについて育て方や情報

ナツズイセンについて育て方や情報

ナツズイセン(夏水仙)の学名はリコリス・スプレンゲリーです。別名、ハダカユリ(裸百合)、ケイセイバナ、ツツラ、ピーピーグサとも呼ばれています。ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草植物で、地下に鱗茎を持ち、リコリンという毒を含んでいます。秋から翌年の春にかけて水仙のような葉を出し、夏に葉が枯れて、茎を伸ばし、ラッパ状のピンク色の花を咲かせます。古い時代に中国から渡ってきたと言われる帰化植物です。日本では北海道を除く、本州、四国、九州の人家の近くの里山付近に自生しています。耐寒性、耐暑性に優れており、手間をかけなくてもよい非常に育てやすい植物です。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

植物分類の特徴

植物分類は植物界、被子植物、単子葉類、キジカクシ目、ヒガンバナ科、ヒガンバナ亜科、ヒガンバナ連、ヒガンバナ属です。球根で育つ多年草で、葉は細長く、茎は直立し、リコリンなどの毒性アルカロイドを持ちます。

原産国の特徴・同様の原産国の植物紹介

原産国は中国。古くに渡ってきた帰化植物と言われています。国外から持ち込まれた外来種で、日本に自生的に生育するために、中国の原種がこの系統の何かと自然交配を繰り返し、今のナツズイセンの形になったと考えられています。中国雲南省原産のリコリス・スプレンゲリーは、ナツズイセンに似ていて、紫桃色の青みを帯びた色をしていて、ピンクから青紫へのグラデーションが美しいのが特徴です。またリコリスインカルナタは淡いピンク色で、濃いピンクの縦ラインが入っています。キツネノカミソリは先端で枝分かれした先に鮮やかな橙色が印象的です。

同時期に開花する花の種類や特徴

ナツズイセンと同時期のものと言えば、もちろん同じヒガンバナ科をはじめとするリコリスの種類で、シロバナマンジュシャゲやショウキラン、オオキツネカミソリ、スプレンゲリなどがあります。その他の夏の代表と言えば、ヒマワリやアサガオ、ハイビスカス、サルスベリ、トケイソウ、オシロイバナ、クチナシ、ユリ、キキョウなどでしょう。これらの植物は鮮やかなはっきりとした色を持つという共通点があります。夏の暑さに強く、乾燥にも強いのが特徴です。比較的手間のかからない、育てやすい植物が多く、特にヒガンバナ科のリコリスは落葉性や耐寒性が強く、初心者向きと言えます。

花言葉を使う時のサンプル

花言葉は「深い思いやり」です。家族や友人、恋人など、大切な人から友情や愛情を感じた時に、「ナツズイセンのように深い思いやりの心を込めて」とナツズイセンにカードを添えて、贈ってみるのはいかがでしょうか。

花・植物についてのコメント

ナツズイセンはヒガンバナ科ヒガンバナ属の植物ですが、同じ仲間のヒガンバナとはイメージが違います。ヒガンバナには死にまつわる異名がたくさんあります。死人ばな、地獄ばな、幽霊ばななどです。欧米では園芸品種が多く開発されていますが、日本ではまだ抵抗のある人が多くいます。ナツズイセンは色がピンクで可愛いからでしょうか、同じ特徴を持っているのにも関わらず、園芸として楽しまれています。最近では切り花としても売られています。有毒性があり注意が必要ですが、ナツズイセンなどリコリスは品種も多く、開花時に花がないのですっきりとした美しさが鑑賞できます。

簡単な育て方・栽培方法

ナツズイセンは暑さにも寒さにも強い球根植物の多年草です。日当たりを好みますが、明るい半日陰でも育ちます。水はけのよいところに6月から7月の間に植え付けます。水やりは庭植えでは不要ですが、鉢で育てる場合は、7月から10月の開花時期に、鉢土がよく乾いたらたっぷりと水やりをしてください。植え付ける場所に元肥は必要です。追肥は基本的に不要です。育て方は簡単で初心者向けです。

この植物に関してのまとめ

ナツズイセン(夏水仙)をまとめますと、学名、リコリス・スプレンゲリー、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で、有毒性を持つ球根植物です。古くは中国から渡来したと言われて、中国の原種が日本の同じ系統の何かと自然交配し自生したものです。夏の暑さに強く、乾燥にも強いので、育てやすい初心者向けと言えます。リコリスは日本や中国、東南アジア原産の球根植物ですが、今や欧米でも園芸種として栽培されるようになりました。ナツズイセンをはじめとするリコリスは、すっきりとした美しさを鑑賞できて、楽しませてくれるものと言えます。

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