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ヤマボウシについて育て方や情報

ヤマボウシについて育て方や情報

ヤマボウシは、山野に自生する香木の落葉樹です。特徴は、真っ白な大型の花ですが、これは総苞と呼ばれるものです。果実が食用にされたり、幹が材木として利用されたりなど、古くから日本では親しまれてきた植物です。果実の形状や食用とされることからヤマグワという別名がありますが、同じ名前を持つ別種の樹木があるため、混同されることがあります。材木として使用される場合、堅く粘りがある材質が好まれ、水車の歯車や杵、木槌などに加工されてきました。観賞用としては、美しい紅葉が楽しめることも日本人に好まれてきた理由のひとつでしょう。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

植物分類の特徴

植物分類としては、ミズキ目ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属に属します。ヤマボウシ亜属に属する植物は、総苞が目立つため、観賞目的で庭木や街路樹などに植樹されることも多いです。また、果実は食用に適しています。

原産国の特徴・同様の原産国の植物紹介

ヤマボウシの原産国は、日本や中国、朝鮮半島です。日本では、本州、四国、九州、沖縄の山地に自生しています。耐寒性もありますが、北海道には自生しないことから、比較的温暖な気候を好むことがわかります。大きくなると10メートルにもなることから、山地でも日当たりを好み、日光を求めて枝葉を伸ばしていきます。同様の原産国を持つ植物には、カクレミノ、トベラ、レッドロビン、トキワマンサク、シラカシ、ソヨゴなどがあります。いずれも日本原産のため、国内では育てやすく、手入れも簡単なため、庭木や公園の植樹に好まれています。

同時期に開花する花の種類や特徴

ヤマボウシの開花時期は5月から7月にかけてです。花は総苞の中心に小さな黄色いものが球状に密集しています。総苞片は4枚あり、これが頭巾をかぶった法師のように見えることから名づけられました。品種改良も盛んで、常緑のものや斑入りのもの、赤色の総苞を持つもの、総苞の数が多いものなど、多数あります。同時期に開花する植物には、ハナミズキ、シャクナゲ、ツツジ、バラ、カエデ、フジ、ボタン、アジサイなどがありあます。華やかで人目を引くものも多く、庭園や街路樹に好んで植えられることも多いです。メジャーな植物として名前が知られているものも多いでしょう。

花言葉を使う時のサンプル

ヤマボウシの花言葉は「友情」です。白い大きな総苞がさわやかな印象を与えます。大切な友人へ贈るのもよいですし、学校の卒業記念植樹としても最適です。植えた苗木や大きく育った樹の下で、記念写真を撮るのも素敵ですね。

花・植物についてのコメント

ヤマボウシは、近縁種であるハナミズキのかかりやすい病気であるハナミズキ炭疽病に抵抗性があることが知られています。どちらの植物も街路樹として好まれることから、ハナミズキが感染によって枯れてしまうと、ヤマボウシに植え替えることで病害対策とされることがあります。常緑の種類もあります。ヤマボウシの赤く熟した果実は表面につぶつぶとした突起がありますが、ねっとりとした甘さがあり、食用にすることができます。ジャムや果実酒も人気の利用法です。ビタミンやカロテンを含むため、疲労回復や滋養強壮にも効果があるとされています。

簡単な育て方・栽培方法

ヤマボウシの育て方は簡単です。日当たりのよい場所が適しています。鉢植えよりも地植えの方が手がかかりません。剪定をしなくても樹形が乱れないため、大きさを保ちたい場合など以外は特に必要ないでしょう。太い幹を切ると切り口から雑菌が入ることがあるので注意します。切り口は癒合材などで保護しておきましょう。水はけがよく水もちのよい土が適しています。

この植物に関してのまとめ

ヤマボウシについてまとめると、初心者にも育てやすく、古くから日本人になじみのある樹木です。山地に自生しているため、日光を好み、水はけのよい土地を好みます。かかりやすい病害虫はあまりありませんが、カイガラムシがつく場合がありますので、発見したらその部分をこそぎ落とすようにして駆除しましょう。薬剤の散布では駆除できません。肥料は冬の時期に株元に固形肥料を施します。鉢植えの場合には養分を得るための土が少なくなりますので、それに加えて開花後と紅葉の時期に化成肥料を与えましょう。冬季の水やりは控えめにするようにしてください。

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