• イチゴの種類【やよいひめ】について育て方や情報
  • View数View数5,775
  • SCORESCORE2021.25
イチゴの種類【やよいひめ】について育て方や情報

イチゴの種類【やよいひめ】について育て方や情報

やよいひめは、群馬県で交配を重ねて生み出されたイチゴの品種です。2005年に登録された比較的新しい品種ですが、現在では県内の作付け面積が約7割を超えるほど盛んに栽培されています。明るい赤色と大きな実が特徴です。果実を切ると中身は橙に近い赤色で、中心の空洞はほとんどありません。また、実はかなり固く歯ごたえがあり、香りも控えめという特徴があります。この品種は、実の平均的な重さが約20gと大きめで、味も甘みと酸味がほどよくマッチして食べやすくなっています。収穫後の日持ちもよく、冷蔵庫などで適切に保管すれば購入後も長く楽しむことができます。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

イチゴの果物分類は、一般的にはバラ科の多年草とされています。甘い果実とみなされることが多いですが、実は野菜として定義されることもあります。国内で流通している品種はほぼ全てがオランダイチゴ属に属しています。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

やよいひめは、もともと群馬県で交配され誕生した果物です。原産国とも言える群馬は、利根川が広がる豊富な水量と豊富な日照時間が特徴で、果物にとって恵まれた育成環境が揃っています。群馬ではイチゴの他にボイセンベリーや梅などの栽培も盛んで、ボイセンベリーは群馬が国内のシェア100%を占めており、梅も和歌山に次いで国内第2位の生産量を誇るなどトップクラスの実績を持っています。この他にも恵まれた環境を活かして、リンゴやスイカ、ナシやブドウなど広く親しまれている様々な果物だけでなく、キャベツやキュウリなど食卓に欠かせない野菜も豊富に生産されています。

種まき時期に関しての注意特徴

やよいひめなどのイチゴは、苗を育ててからプランターなどに植え替えを行います。収穫を考えると植え替えは10月ごろに行うため、それに間に合うように種まきは8月から遅くとも9月までには行っておく必要があります。

収穫時期に関しての注意特徴

収穫時期は、冬を超えて翌年の4月ごろから10月半ばあたりまで行えます。きちんと手入れをしたり肥料を与えていれば、この期間たっぷりと収穫することもできます。肥料は11月ごろと2月ごろの2回、十分に与えるようにしましょう。

病害虫の特徴

庭など屋外で栽培する場合、アブラムシやハダニ、コガネムシなど様々な病害虫に注意する必要があります。葉を食害されると生育が止まってしまうため、実ができる前にしっかりと駆除することが大切です。苗の頃から、定期的に駆除剤を使用しておきましょう。

栄養分に関しての特徴

イチゴは主にブドウ糖や果糖、クエン酸やビタミンCなどの栄養分を含んでいます。非常に傷みやすく、傷むとこれらの栄養分も損なわれてしまうため、できるだけ早く食べるようにしましょう。ビタミンCは水洗いすると流れ出てしまうため、できるだけ手早く洗うのがコツです。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

イチゴはプランターに植え替える場合、実が傷むのを防ぐため外側に伸びやすいよう注意しなければなりません。外に向けて伸びやすいよう、縁にくぼみのついたイチゴ専用のプランターなど便利アイテムも販売されているので利用すると良いでしょう。

果物の歴史

現在流通しているイチゴの祖先となっているのが、オランダで栽培されていたエゾヘビイチゴという品種です。17世紀頃から栽培されており、これをもとに18世紀にアメリカ産の2品種を交配させて誕生しました。江戸時代の終わりになると日本にも伝えられ、その後は国内でも栽培されるようになりました。

おすすめの食べ方料理方法

果物は、やはり旬のものを生で食べるのが一番おすすめです。この食べ方の場合、より熟していて美味しいものを選ぶ必要があります。まず大切なのは、実がへたのあたりまで十分に色づいていて、さらにまだらになっていないものを選ぶことです。果実だけでなくへたも鮮度の目安となるので、鮮やかな緑をしているか、張りがあって先がしっかり立っているかなどをチェックしましょう。鮮度が落ちると、こういった部分が劣化してくるので要注意です。やよいひめは甘さと酸味のバランスが良いので生食でも十分おいしく食べられますが、他にイチゴミルクやジャムなどにしても味わいが増しておすすめです。

果物育て方の注意点まとめ

イチゴを上手に育てるには、苗の植え付けが非常に重要です。10月に植え付けを行う必要があるのですが、この際に株元の茎の部分まで埋めてしまわないように注意しましょう。もし埋めてしまうと、将来果実ができる部分まで埋めてしまうことになるため、収穫はおろか成長すら止まってしまう可能性が高いのです。また、寒さには強いですが、冬になると葉が枯れてしまうこともあります。この場合、養分を節約するためにも枯れてしまった葉はきちんと取り除き、新しい葉だけ残すようにしてあげましょう。また、水やりも大切なポイントです。水分は十分に与える必要がありますが、あまりやりすぎるとすぐに根腐れを起こしてしまいます。

この投稿者の他の植物図鑑一覧