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オギについて育て方や情報

オギについて育て方や情報

オギは、北は北海道から南は九州まで広く見られる、沼沢地や河畔・水田の用水路などに群生する植物です。ススキ属に属しているだけあって、ススキによく似ており間違えられやすいですが、別の種類となります。ホウキのような見た目は、秋の風物詩としてもお馴染みで、野山や寺院・神社、史跡などの風景に雅な彩りを添える存在です。ススキと違って、毛は純白で美しく、特に夕暮れ時の光に映えます。また、種でも繁殖しますが、群落の拡大は主に地下茎で行うため、土壌は粘土質から砂質であることが必要であり、小石を多く含む河原では生育できないという特徴も持っています。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

植物分類の特徴

オギの植物分類上の特徴としては、イネ科・ススキ属に属する多年草です。主に河川敷など湿地帯などに群生する習性を持ち、草丈は短いもので1mから、長いものは2.5mほどまで成長します。日本全土で見られます。

原産国の特徴・同様の原産国の植物紹介

オギの原産国は、日本各地となっており、現在も全国で秋口にその姿を見ることができます。日本原産の植物は非常に多く、ススキ属の元となっているススキも同じく日本原産の植物です。イネと同様、秋に花穂を実らせ、成長するとともに頭が垂れ、風にそよぐさまが雅に映り、古来より人々の心を捉えてきました。他にも、春の雅な植物である桜(ヤマザクラ・ソメイヨシノなど)や、古来より長い歴史を持つ園芸品種であるサクラソウ、秋に彩りを見せて多彩な姿を楽しむことのできるキクやノギク、ノコンギクなどキク科の植物など非常にたくさんあります。

同時期に開花する花の種類や特徴

オギは開花時期は9月~10月です。同じ時期に開花を迎える植物としては、ピンク色・茜色に庭先を彩るコスモス、田畑のあぜ道や野原などに群生し鮮やかな赤色が特徴的なヒガンバナ、豊潤な香りを町中に漂わせるキンモクセイなどが9月に開花します。10月には、野原・河川敷などをあたり一面黄色に染めるセイタカアワダチソウ、日本の秋の顔とも言えるキク・ハマギク・コンギクなどキク科の植物、色鮮やかな濃いピンクが何とも華やかなシクラメン、秋の七草のひとつに数えられて小さく可憐に咲くフジバカマなど、同じ時期に咲く植物は多いです。

花言葉を使う時のサンプル

秋の風物詩であるオギの花言葉は、「片思い」「爽やか」「片恨み」といったものが挙げられます。穂が垂れ下がりなびくさまが爽やかである他、秋に一途に思い続けるさまを詠む俳句も多いことが要因と言えるでしょう。

花・植物についてのコメント

同じ属にあるススキと良く混同されがちですが、相違点が多く、生育地や見ための違いにより見分けることが可能です。まず、オギは地下茎で広がるため株にはなりません。ススキは乾燥した場所で生育することができますが、オギは地下茎を広げにくいため湿地帯にしか生えません。また、こちらも似ているヨシはさらに湿った水辺に多いです。また、ススキよりも穂の毛が長くて白く、柔らかいです。実の殻にある針状の毛「のぎ」は、ススキにはありますが、オギにはありません。このように穂や実の形状でも見分けることができます。ちなみに、かつては茅葺の屋根の材料としても広く用いられていました。

簡単な育て方・栽培方法

オギの育て方として、まず河原や水辺など湿地帯の環境を好むので、日当り・風通しが良く、やや湿り気の多い土・環境を用意しましょう。また、タイワンオギは日本のものと似ており、さらに日本のものに比べて乾燥した場所でも育てることが可能であるため、場所を選びません。園芸初心者の方には、タイワンオギをおすすめします。

この植物に関してのまとめ

オギのまとめとして、原産国は日本各地であり北海道から九州まで広く見られ、地下茎を伸ばして群落の拡大を図るため、地下茎を伸ばしやすい河川敷や水田などの湿地帯に多く繁殖します。イネ科ススキ属に属し、ススキによく似ていますが、乾燥地に生えない・ススキよりも穂が白く長い・実にのぎがないなど、相違点も多く見分けることができます。かつては茅葺き屋根の素材として使用されていたりと、人々の身近な存在でした。栽培する場合は、日当り・風通しの良い場所で、湿気が多く地下茎を広げやすい環境を用意してあげることが必要となります。

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