• シロハナノジスミレについて育て方や情報
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シロハナノジスミレについて育て方や情報

シロハナノジスミレについて育て方や情報

シロハナノジスミレは、名前の通り白い花を持つノジスミレの一品種で、可愛らしい存在感から園芸用途で探す人もおり、近年ではスーパーでも売られるようになっています。基本的に雑草のように強く、コンクリートの隙間を割って生えてきたり、道端や岩の合間から生えることも。どんな場所でも日当りさえ良ければ健気に生えてくるシロハナノジスミレですが、白さがひときわ目を引くので、鉢に植わっていても他の草花に引けを取りません。元来が野路に咲く菫ですから繁殖力もかなり高く、一本の菫が種を飛ばし、庭先にコロニーを作り上げてしまうこともしばしばあります。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

植物分類の特徴

シロハナノジスミレは植物分類ではスミレ科スミレ属にあたります。本来かなり変種や固有種が多いスミレ属ですが400種のうち日本には約50種ほどが自生し、シロハナノジスミレもそのひとつに数えられます。特に有名な仲間は、草本に毛の見られるオトコノジスミレ、鹿児島や八丈島に見られるケナシノジスミレ、沖縄のリュウキュウノジスミレです。

原産国の特徴・同様の原産国の植物紹介

原産国は判然としていませんが、恐らく朝鮮半島や中国、日本あたりではないかと言われています。中国、朝鮮半島ではノジスミレが漢方薬として栽培されていた経緯もあり、日本へはそのルートを取って渡来したのではないかという説もありますが、日本でもかなり古くから栽培されていたこと、明確な文献がないことから、明確には分かっていません。海外ではニオイスミレことバイオレットが広く知られているスミレは、ラベンダーが見出される以前はニオイスミレの香料が広く用いられていたと言います。スミレ属は薬草としての側面と毒草としての側面を持っていたことから、世界各地で古代から珍重されてきました。

同時期に開花する花の種類や特徴

シロハナノジスミレの開花時期は、3月から5月頃とされています。特徴としては、ホンスミレと代わらない見た目が挙げられます。春の訪れを知らせるスミレ属はどれも同じ時期に咲き始めますが、最も一般的な園芸品種はパンジーやヴィオラでしょうか。ちなみにパンジーとヴィオラを店頭で見間違えそうになる人もいますが、それもそのはずで両方とも種に相違はなく、本来は同じものです。園芸品種として販売する際に、大きめならパンジー、小振りならビオラと使い分けているようです。販売の形態によっては、中間くらいのサイズをパノラと名付けている場合もあります。

花言葉を使う時のサンプル

ノジスミレは色によって花言葉が違います。シロハナノジスミレの場合は、『誠実』や『謙遜』、『あどけない恋』『無邪気な恋』が挙げられます。可愛らしい印象を斟酌したイメージがあるようです。片思いの人や、一途に思う人に届けたい花言葉かもしれません。

花・植物についてのコメント

スミレ属は古来より人間社会と関わりのある植物でした。派手やかさには欠けますが、誰が見ても愛らしいものです。イングランドの古い詩でも、石畳の下の星にたとえられています。しかしこのたとえはスミレの性質も表していて、自生する場所も乾燥に弱く小柄な植物のため、ひっそりと寂しい貧しい土地を選ぶ傾向があります。スミレの花咲く土地は往々にして貧しい土質で農作物が育たないため、現代になって多くの自生地が失われる結果になりました。貴重なスミレ属が保護植物とされたり、環境保護のシンボルとなった背景には、合理性で動いてしまう人間の悲しさもまた垣間見えます。

簡単な育て方・栽培方法

シロハナノジスミレの育て方で注意すべきは乾燥させないこと。水分をしっかりと保持できる用土を選び管理を怠らないようにすれば、さほど難しくもありません。地植えなら水やりはほぼ要りません。元来は雑草とされた植物ですから、健強さはピカイチです。入手で多いのは鉢の購入です。一度開花した株は勝手に種を蒔いてくれるので、他の植物のプランターを埋め尽くすこともしばしばあります。

この植物に関してのまとめ

シロハナノジスミレのまとめですが、この種類に限らずスミレ属は愛らしく人々を楽しませてきた一方で、草本の一部には毒を有するケースが多々あります。定められた方法をもってすれば薬効になることもありましたが、種類が分からず口にするのは危険です。特にスミレは似た見た目の似た変種が多いです。皇妃や王族が愛したとされるスミレの砂糖漬けには、咳を止める効果があるとされているそうですが、おひたしや砂糖漬けにする際は、エディブルフラワーという食用のビオラやスミレが出回っていますし、種子から育てたスミレを良く洗ってから利用する方が安全です。購入苗では殺虫剤の散布された苗が多いためです。

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