• ヤマジノホトトギスについて育て方や情報
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ヤマジノホトトギスについて育て方や情報

ヤマジノホトトギスについて育て方や情報

ホトトギス・セトウチホトトギス・ヤマホトトギス・ヤマジノホトトギスなどホトトギスと名の付く植物はさまざまあります。白地に斑点をちりばめたその色のコントラストと、野鳥で有名なホトトギスの胸の横縞の模様とが似ていることからこの名がつけられたと言われています。斑点の色はどれもむらさき色ですが、タマガワホトトギスやチャボホトトギスのように白ではなく黄色ベースのものもあります。ヤマジノホトトギスとヤマホトトギスなどは見た目もそっくりでほとんど見分けも付きません。いずれも日本の野山に普通に咲いている何気ない植物なのです。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

植物分類の特徴

ヤマジノホトトギスを初めとする、ホトトギスと名の付く植物たちは植物分類ではユリ科に属します。斑点模様はその中でもホトトギス属の特徴です。高さは10センチから50センチくらいまでしか伸びません。多年草です。

原産国の特徴・同様の原産国の植物紹介

北海道の南西部以南から九州まで日本が原産国でどこにでもある植物です。よく似た植物にヤマホトトギスがありますが、こちらは限られた場所に咲いているため、野山で普通にみかけるのは大抵がヤマジノホトトギスの方です。ヤマホトトギスとヤマジノホトトギスの違いは、紫の斑点のついている位置や反り返り具合などで見分けることができます。ホトトギスの鳴き声を聞くことができる地域ならどこでもヤマジノホトトギスもまた見ることができ、親しまれているのです。一度見つければ、毎年同じ場所で咲いているのでその華やかな様子を楽しむことができるでしょう。

同時期に開花する花の種類や特徴

8月から10月頃に開花します。散房花序に付くので葉腋に1つか2つ咲くだけのヤマジノホトトギスとはまた異なります。セトウチホトトギスやタマガワホトトギスなどどれも同じときに開花時期を迎えます。野鳥のホトトギスは夏鳥として5月ごろ渡来してくるため、同じ「ホトトギス」という名前は付いているものの同時期に見ることはできないのです。夏の時期に開花するといえばヒマワリやアサガオなどが有名です。インパチエンスやサルビアなどを鉢植えする人も多いでしょう。ふりそそぐ太陽の光を受けたくっきりと濃い色の植物が多いのが特徴です。

花言葉を使う時のサンプル

ヤマジノホトトギスの花言葉は「永遠にあなたのもの」です。夏から晩秋まで長い期間美しい姿を見続けることができることからこの花言葉が生まれたとされています。ちなみにホトトギスは「秘めた意思」「永遠の若さ」などになります。

花・植物についてのコメント

夏以降に咲くことから夏の季語としてホトトギスは親しまれてきました。ホトトギス属の中でも山野の林の中に成育することが多いため「山路の」と名づけられているのです。ホトトギス属は20種類近くもあり、そのうちの半分は日本だけで育っています。ピクニックに出かけるとさまざまな種類のホトトギスに出会うことができるでしょう。お盆を過ぎた頃に野山を散策してみると、美しく咲き誇っている様子を見ることができます。少しずつ咲き方や色など違いがあるので、どのホトトギスなのか図鑑を片手に見比べてみるのもおもしろいでしょう。

簡単な育て方・栽培方法

ヤマジノホトトギスというと野山でひっそりと咲いている山野草のイメージが強いため育て方は難しいのではと感じる人も多いでしょうが、種や苗から育てることもできます。崖や山野の日陰の環境を好むため風通しの良い半日陰のところで育ててやりましょう。水はけのよい中性の土を好みます。水やりはほどほどで大丈夫です。冬は休眠期となります。

この植物に関してのまとめ

ホトトギス属としてまとめられることの多いヤマジノホトトギスですが、それぞれに違いがあり、多い種類・少ない種類とあります。秋を告げる植物として有名です。野鳥のホトトギスの鳴き声が聞こえなくなったら暑い夏の到来、そしてヤマジノホトトギスを見かける頃には涼しい季節がやってくるのです。日本ならではの季節を楽しむものとして覚えておきましょう。ヤマジノホトトギスなどホトトギス属の植物たちは、ユリに似たその格調高い花はお茶の席やいけばなとしても古くからよく用いられています。華やかな姿は花器に飾っても絵になります。

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