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ゴンズイについて育て方や情報

ゴンズイについて育て方や情報

ゴンズイは、中部地方より西の近畿・中国地方・四国・九州、そして沖縄と広く分布して、真っ赤な果実を実らせることで知られる植物です。実の形から「狐の茶袋」、木から発せられる匂いから「黒臭木」とも呼ばれ、松枯れ跡地や河畔などの湿気が適度に満たされる環境下において自生していることが多いです。名前の由来には諸説あり未だ明確ではないのですが、薪以外に使い道がなく役に立たないところから、何の役にも立たない魚・ゴンズイの名が付いたという説が一番有力です。春・初夏のツツジの咲く頃に咲かせて、秋に美しい実を実らせます。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

植物分類の特徴

ゴンズイの植物分類上の特徴として、ミツバウツギ科・ゴンズイ属に属している樹木であり、落葉性の小高木です。平均的な樹高は3〜6mほどですが、10mに達するものもあります。樹皮は紫黒色を帯びており、細長い割れ目状の皮目が縦に走っているのが特徴です。

原産国の特徴・同様の原産国の植物紹介

ゴンズイの原産国は、日本・中国・朝鮮・台湾とアジア諸国に広く分布しています。原産国のひとつ中国には、日本に伝えられ広く知られている植物が多いです。2月に香ばしい香りを漂わせて白く美しく咲き果実は干して漬けることでおなじみのウメ、秋口に街路樹を黄色に染めて果実が独特な香りを発しているイチョウ、秋の町中を華やかな香りで彩るキンモクセイ、柑橘類の一種・カリン、柑橘類のひとつに似ておりオレンジの小さな実をつけるタチバナモドキ、夏に赤い大輪を咲かせるノウゼンカズラ、美しく赤く咲かせるボケなど、非常にたくさんあります。

同時期に開花する花の種類や特徴

ゴンズイの開花時期は5〜6月です。同じ時期に開花する植物としては、美しく咲かせてトゲがあり、人気のある園芸品種であるバラが挙げられます。5月ではフラワーショップはもちろん、バラ園・庭園などで見事に咲く様を見ることができます。古来より日本の絵画・美術品にも描かれ、水辺に美しく紫色に咲かせるカキツバタ、端午の節句にお風呂に入れて楽しむこともできるショウブ、5月頭に赤・ピンクに咲かせて華やかに彩るツツジ、古くから美の象徴であるシャクヤク、紫色に可憐に咲かせるツリガネソウなど、非常に多くの種類が見られる時期です。

花言葉を使う時のサンプル

ゴンズイの花言葉は、「一芸に秀でる」があります。実が食べられず、薪の他に対して使いようのないさまから来た言葉でしょう。魚のゴンズイと同じく食べられない・役に立たない、のイメージが先に来てしまうため、少しかわいそうですね。

花・植物についてのコメント

ゴンズイの名前の由来に関しては、海水魚にも同じ名前の権瑞(ゴンズイ)が存在し、この魚が食べられないことから「役に立たない」という意味を持つため、同じく役に立たないことから転用されたと言われています。また、熊野権現の守札をつける杖に使うことから、その杖の名称「権現杖」が訛ったものだという説もあります。この他、赤い果実から真っ黒の種子が出るのが天人の「五衰の花」を思わせることからついたという説、ミカン科の植物である「ゴシュユ」に似ていることからついたという説など、諸説があり、未だに判明していません。

簡単な育て方・栽培方法

ゴンズイの育て方として、明るい適湿な場所を好むため、日向・半日陰に植えましょう。特別手間は掛からないため、比較的育てやすい品種となっています。増やし方は種まきと挿し木で増やすことができます。11月〜3月の間、広く増やすことができます。肥料は寒さが厳しい1~2月と6月に与えましょう。剪定が適している時期は11~2月です。長く伸びる枝を剪定して、実つきを良くしましょう。

この植物に関してのまとめ

ゴンズイのまとめとして、諸説あれど同じ名前の魚と一緒で役に立たない・食べられないという意味から付けられた名前という説が一番有力である落葉性の小高木です。原産は西日本をはじめとして、中国や台湾、朝鮮半島などアジア諸国全般で見ることができます。5〜6月にかけて咲き、秋に赤い美しい実をつけます。栽培する際には、鉢でも地植えでも可能ですが、すぐに大きくなるため地植えの場合は特に放置しても問題ないほど頑丈です。肥料を与えるなら1〜2月頃に骨粉入り固形油粕などを与えると良いでしょう。日向・半日陰に植えましょう。

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