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シュンランについて育て方や情報

シュンランについて育て方や情報

シュンランは日本に自生する代表的なランの一つです。春に咲くことから「春蘭」と呼ばれています。ラン科シュンラン属でシンビジウムの仲間です。別名としてジジババ、ホクロなどと呼ばれることがあります。高さ10~25センチに成長し、フラワーサイズは5センチくらいで淡いグリーン色をしています。1本の茎に1つ、まれに2つつけることがあります。外側3枚は萼片で内側3枚が花弁、中央に唇弁を持ちクリーム色に紫色の斑点があります。葉は濃い緑色で細長く、20~30センチあり硬くギザギザしているのが特徴です。茎に対し横向きに咲きます。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

植物分類の特徴

日本原産の日本シュンランと中国原産の中国シュンランがあります。植物分類の特徴としては日本原産のものは中国原産のものに比べフラワーサイズが小さめです。中国シュンランは香りが強く、葉にはツヤが見られます。

原産国の特徴・同様の原産国の植物紹介

シュンランには日本と中国が原産のものがあります。日本原産植物にはテッポウユリやナデシコ、マンサク、アヤメ、カキツバタ、リュウノウギク、アジサイ、カラスウリ、ニリンソウ、ギボウシなどがあります。日本原産のランには、キンラン、エビネ、宮城県松島産の松島セッコク、西表島に群生するナリヤラン、白花ナリヤラン、沖縄県名護岳で見つけられたナゴランなどがあります。中国原産のランとしてはスルガランがあり、シュンラン同様、日本と中国ともに原産国であるランにはカキラン、シラン、フウラン、クマガイソウ、スズムシソウなどなど多数の品種があります。

同時期に開花する花の種類や特徴

同時期に開花する植物としては日本に野生しているランで、自然交配などで様々な姿や形が存在しているエビネがあります。ピンク色や白色が可愛いヒマラヤユキノシタは寒さに強く育てやすい植物です。クロッカスは早春に開花しふわりとした丸みがある姿で、カラーバリエーションが豊富な同時期の植物です。緩やかにきれいな円形に広がって咲く姿が太陽のように温かい印象のフクジュソウはお正月の園芸用植物として使用される縁起物の植物です。プリムラ・マラコイデスはサクラソウの仲間で、2~4月に開花します。茎や葉に白い粉をつけ、化粧をしているような様子に例えてケショウザクラと和名がつけられています。

花言葉を使う時のサンプル

シュンランの花言葉には気品、清純、誠実な愛情、素直なしぐさ、控え目な美、飾らない心、などがあります。シュンランの咲いている姿が控え目でひっそりと佇みそれでいて可憐で美しく、古くから山野、樹林などで見られる素朴な植物であることから、これらのイメージの花言葉がつけられました。

花・植物についてのコメント

シュンランは食用としても古くから利用されていました。茎や花の部分を使って、山菜のように酢の物や漬物を作ったり、天ぷらにして食べたりします。塩漬けにお湯を注いで作るお茶「ラン茶」や、ホワイトリカーに漬けてお酒として楽しむ方法もあります。シュンランの根には薬用成分も含まれていて、乾燥させて粉末にして利用します。ひび割れやあかぎれに効果があります。シュンランは鑑賞するだけでなく食用や薬用にも利用されてきた万能植物と言えます。春の訪れとともに姿を現し、自然の中で出会う喜びや舌でも楽しめる嬉しい植物です。

簡単な育て方・栽培方法

育て方のポイントは樹林の根元に自生する植物なので日陰を選ぶことです。鉢植えは直射日光を避け、庭に植える場合は、大きな木の下や影になる場所が適しています。初めは土が乾かないように水分を十分に与えます。サイクルとしては、1度水やりをし土の様子を見て乾いているようなら、また水を与えます。ウイルス病や害虫に注意が必要です。害虫がウイルス病の原因にもなるので、注意深く観察し薬剤などで対処します。

この植物に関してのまとめ

まとめると、古くから日本全国の山野に自生し、鑑賞されたり食用にも利用され日本人になじみがあり、親しまれてきた植物です。現在も各地で見られますが、昔に比べると減少してきているため山採りは控えられている傾向にあります。園芸用に販売され、常時日光を必要とせずラン専用の土や鉢も販売されているので、手軽に栽培できるようになりました。1本植えでもとても優美で清楚な印象です。茎がまっすぐに伸び、淡いフラワーカラーでフリルが揺れているように成長した姿は上品で、長い葉がピンと強く周りを囲い、存在感を与えています。

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