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チゴユリについて育て方や情報

チゴユリについて育て方や情報

チゴユリは、東アジア地方を中心に広く分布している植物で、日本でも全国各地で目にすることができるポピュラーな品種です。落葉樹の木陰などによく自生しており、高さは約15cmから30cmほどに成長します。ユリという名前が付いていますが、球根は無く白くて太い地下茎で成長するのが特徴です。茎1本につき先端に約1 cmほどの小ぶりな白い華を1つ咲かせ、花期のあとには種子を付けます。種子以外にも地下茎から繁殖することもでき、擬似一年草とも呼ばれています。湿り気のある場所を好み、栽培しやすいためガーデニングとしても人気の品種です。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

植物分類の特徴

チゴユリは、その名の通りユリ目イヌサフラン科のチゴユリ属に植物分類されています。基本的にはイヌサフラン科ですが、場合によってはユリ科やスズラン科として分類されることもあります。日本の一部地域では、絶滅危惧種のレッドリストに指定されています。

原産国の特徴・同様の原産国の植物紹介

チゴユリは別名稚児ユリと呼ばれていることからも分かるように、原産国は日本となります。小さく可愛らしい花が、恥ずかしがるようにうつむきがちに咲く姿から名づけられたもので、国内では比較的よく見ることができる植物です。平地から山間部まで様々な場所で生育しやすく、日本の気候や環境に非常によく適合しています。日本はチゴユリのような多くの山野草の原産地となっており、ユリ類やナデシコ、ハナショウブなど古くから親しまれている美しい植物のほか、ワサビやミツバなど約20種類ほどの食用植物の原産国としても知られています。

同時期に開花する花の種類や特徴

チゴユリの開花時期は4月から6月ごろとなっており、春の暖かい季節に当たるため他にも様々な品種が同時期に開花します。例えば、ガーデニングや庭植えとしても人気が高いゼラニウムやデイジーなどの他、日本の春を代表する桜やチューリップなどもこの時期に咲き誇ります。中でも公園や学校などでよく目にするチューリップは育てやすさに加え、赤や黄色、ピンクや白にグラデーションなど多種多様なバリエーションがあるため人気を集めています。栄養のたっぷり詰まった球根を日当たりの良い場所に植えて水さえやっておけば、特に手間をかけることなく咲かせることができます。

花言葉を使う時のサンプル

チゴユリは5月1日の誕生花にもなっており、花言葉には「恥じらい」や「私の小さな手を握って」といった言葉が挙げられます。下向きに小さな華を咲かせる姿から付けられたもので、奥ゆかしい女性に贈る際には最適です。

花・植物についてのコメント

チゴユリは、湿り気のある日陰などの環境を好んで自生するため、特定の季節に葉を落とす落葉樹などの傍で見られることが多い植物です。多年草であり、気温の低くなる冬場は華や葉を落とすので枯れたように見えますが、実は休眠しているだけで翌年にはまた綺麗に咲くことができます。この際、地下茎は活動を続けているのでむやみに傷つけないよう注意しましょう。国内では約4種類ほどの近親類が自生しており、全国で目にすることができますが、鹿児島や佐賀県では絶滅の恐れがある植物としてレッドリストに記載されているため、あまり自生しているのを見かけることはありません。

簡単な育て方・栽培方法

チゴユリは耐寒性耐暑性に優れた多年草なので、育て方も特に手をかける必要もなく簡単です。ただし、もともと落葉樹の日陰に生息しているものなので、1日中直射日光が当たる場所は避けて植えることが望ましいでしょう。午前中は日が当たり、午後には日陰になるような場所が理想です。真夏の気温が高い日には高温障害を起こしてしまうこともあるので、遮光シートを張るなどの対策も必要です。

この植物に関してのまとめ

チゴユリのまとめとしては、約15cm以上に成長するユリ目の多年草で、東アジアや日本国内でよく目にすることができる植物です。釣鐘のように下向きに小さな華を咲かせ、その奥ゆかしい姿から稚児ユリとも呼ばれています。栽培は比較的簡単で、湿り気のある日陰などであれば特に世話を焼かなくても成長することができます。寒い時期になると枯れてしまいますが、休眠期に入っているだけで、温かくなると残った地下茎から新芽が伸びて成長を続けます。非常に耐寒性があり、雪の下に埋もれてしまってもダメージを受けることがない逞しい植物です。

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