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ツルグミについて育て方や情報

ツルグミについて育て方や情報

『ツルグミ』の特徴とは、その名前の通り、枝がツル状に伸びていくところでしょう。隣の樹木やフェンスなどに沿ってツルを伸ばしていき、10~11月頃になると白い小さな花を咲かせ、次の年の春にはサクランボのような赤い実をつけます。1.5cmほどの楕円形の実で、6月頃には熟して食べ頃になります。常緑性で育てやすい種と言えますが、もともと温暖な地方の植物のため、寒さには少し弱いと言えるでしょう。それさえ気を付ければ、害虫もつきにくいので、生垣やフェンスなどに沿って伸ばし、目隠しとして植えているおうちも多いです。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

植物分類の特徴

ツルグミの植物分類としては、グミ科グミ属で、果実は食用にもなります。常緑または落葉の低木でつる性のものです。また常緑性種は耐陰性があるが耐寒性は弱く、落葉樹性は強くなります。葉は互生し、葉や茎には毛が多く、また茎にはとげがあります。両性または単性、がくは黄色で筒状、先が4裂し、雄蕊が4本つき、花弁はありません。

原産国の特徴・同様の原産国の植物紹介

原産国は日本、中国、台湾などです。江戸時代の書物にもすでに登場しており、日本人になじみ深い植物と言えるでしょう。しかし一口に日本とは言っても、若干寒さに弱いツルグミには、東北~北海道地域の気候はあまり適しておらず、あまり見掛けません。野生のものでは、温暖な地域の山地や、崖などにも見られます。奄美大島では、観光PRとしても有名な植物で、地元の名前で『クビ木』と呼ばれ、島内では苗木などの販売もよく見られます。盆栽用として売られているツルグミもありますが、一般的に売られている苗木よりは割高になります。

同時期に開花する花の種類や特徴

『ツルグミ』は秋頃に咲き出します。同じような時期に開花するもので有名なものと言えば、一番わたしたちになじみ深いのはコスモスでしょうか。またキクや金木犀の香りも、季節ならではですよね。キク類やコスモスなども比較的栽培しやすく、日本の気候に適しているので、育ててみるのもいいでしょう。またコバノセンナや椿、ロウバイやモクセイなどの鮮やかな色も、色彩のの少なくなってくる季節に、彩を添えてくれる植物です。秋咲き、春咲きのものをミックスさせたお庭作り、ベランダ作りをすると、四季を通して楽しむことができますよ。

花言葉を使う時のサンプル

ツルグミの花言葉は特にありません。花と言うよりも植物なので、特に名付けられなかったのかもしれませんね。しかしとても可憐なので、見ていても楽しむことができます。苗木などで簡単に育てられるので、プレゼントとしてもおすすめですよ。

花・植物についてのコメント

一般的には暖かくなる春に開花する植物が多いですが、ツルグミの場合は秋に開花し、冬を越して春に実がなります。熟すと濃い赤色になり、渋味と酸味が強めですが、甘みもあります。この時期になると鳥もよく食べに来ます。実をしっかり実らせて食べたい場合は、鉢よりも庭に直接植えた方が大きくなります。また生長する過程での、剪定も大切になってきます。実にはリコピンも多く含まれるため、健康にも良いとされています。熟してから食べられなくなるまでの期間が短いため、熟したらすぐに収穫して、ジャムやピューレなどにして保存しておくのもいいでしょう。

簡単な育て方・栽培方法

ツルグミの育て方としては、苗木を購入するのが一般的です。そのあと増やしたい場合は、挿し木が良いでしょう。気温が暖かくなってくる5月~6月頃が、挿し木に適しています。害虫の心配はほとんどありませんが、春先に実が赤くなってくると、鳥が食べにくることがありますので、食べられたくない場合は、ネットをはるなどの対策が必要となるでしょう。

この植物に関してのまとめ

奄美地方では古くから、風邪をひいたときの咳止めや、怪我をしたときの化膿止めとしても活用されているそうです。健康管理のためにツルグミを煮出したお茶を飲むのも良いとされ、血圧の安定や冷え性にも効果があるとされています。飲み口はすっきりとしていて、夏でもさわやかに飲むことができます。また近年では化粧品として使われることもあり、保湿性が高く、肌の状態を整えてくれるのだとか。インターネットで購入するか、また自分で作ってみるのも楽しいですよね。まとめとしては、扱いやすい植物なので、ベランダに鉢を置いて育てることもできます。気軽に始めてみてはいかがでしょうか。

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