• イチゴの種類【古都華】について育て方や情報
  • View数View数2,548
  • SCORESCORE891.8
イチゴの種類【古都華】について育て方や情報

イチゴの種類【古都華】について育て方や情報

古都華は、奈良県のオリジナル・ブランドイチゴのひとつであり、あすかルビーと並んで奈良発の品種のうちの主力のイチゴです。ツヤのある赤色が色鮮やかな果皮と、強い香り、そして糖度と酸味が非常に高く、深い味わいが人気の秘密です。果肉がつぶれにくく、やや固めであるため、しっかりとした歯ごたえ、そして日持ちしやすいという点も魅力のうちのひとつです。店頭で選んで見分ける際は、ツヤがあり、きれいに色づいているもの、そしてヘタが元気で鮮度が良く香りが良いものがおいしいので、それらを満たしているものを選びましょう。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

イチゴの果物分類上の特徴としては、バラ科の多年草であり、多くの品種をもつ中のひとつ。古都華は、「7-3-1」と「紅ほっぺ」を組み合わせて作られた品種です。ちなみに、甘みがあるものの草本性の植物であるため、野菜として扱われることもあります。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

原産国・地域としては近畿・奈良県であり、盆地特有の春の穏やかな気候に適した品種になるよう改良を重ねて生まれた品種です。2000年に誕生したあすかルビーにかわって、現在奈良ブランドとして台頭しつつある品種です。奈良原産の果物としては、奈良県御所市で生まれた御所柿が代表的です。甘柿のルーツとも言われており、五所柿・やまとがき・ひらがきなどとも呼ばれています。正岡子規の「柿くへば〜」の俳句に登場しているのもこの柿と言われており、歴史ある果物です。江戸時代にはもうすでに盛んに栽培されており、宮中にもよく献上されていました。

種まき時期に関しての注意特徴

苗づくりから始めるためには4〜5月に花付き苗を購入して植え付け、できた苗を植え付ける場合には10月頃に植え付けましょう。種まきから行う場合は発芽しにくく、苗を購入して栽培する方がはるかに簡単であるため、苗から育てましょう。

収穫時期に関しての注意特徴

収穫時期は、ヘタの当たりまでしっかり赤く色づいた頃が最適です。ハサミを使ってヘタのすぐ上で茎を切って収穫しましょう。目安としては4月頃となっていますが、気候や温度、環境によって時期が前後しますので、時期を見計らって収穫しましょう。

病害虫の特徴

かかりやすい病害虫としては、灰色かび病が挙げられます。湿気が多いとかかりやすいため、特に温室栽培でかかりやすいです。風通しをよくして、薬剤は一週間に一回ふきかけておきましょう。あと、アブラムシもたかりやすいので、よくチェックしましょう。

栄養分に関しての特徴

イチゴ・古都華に多く含まれる栄養分としては、4〜5個(約100g)食べれば人間の一日に必要なビタミンCが摂取できると言われるほど、ビタミンCが豊富です。また、カルシウム・マグネシウム、そしてポリフェノールなども多く含まれます。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

イチゴを育てる上で必須アイテムとなるのが、越冬のためのビニールです。防寒をしておかないと春の開花を迎えることなく枯れてしまいます。冬になると新しい葉を除いて全て茶色く枯れてしまうため、葉柄ごと取り除いて越冬の力を蓄えさせましょう。

果物の歴史

奈良で生まれたオリジナルブランドイチゴ・古都華は、7-3-1と紅ほっぺの組み合わせによって、2011年誕生した品種です。始まりとなったのは1992年のこと。毎年約3000株もの新品種候補を育てて、強くより良い品種を残すことに成功し、今に至ります。

おすすめの食べ方料理方法

古都華のおすすめの食べ方としては、甘味・酸味のバランスがとれており、口の中で深みが広がるため、シンプルに水洗いしてそのまま食べるのが最適です。お好みに応じて、練乳やヨーグルトに絡めたり、ゼリーや寒天などと一緒に食べても良いでしょう。おすすめ料理法としては、色鮮やかな赤を活かしてケーキやパフェなどに乗せても見栄えが良いです。もちろん本来の味が堪能できるためおすすめします。この他にも、酸味がきちんと存在感を持っているため、ジャムやソースに使用してもおいしく食べることができます。さまざまなスイーツに使える万能性の高い品種です。

果物育て方の注意点まとめ

育て方のまとめとして、乾燥・過湿に弱いため、水やりのタイミングや量に注意が必要です。湿度が高すぎると灰色かび病を発症してしまうため、特に温室で育てる場合は風通しを良くしましょう。花付き苗を購入して春先に植えるか、すでに出来上がった苗を10月に購入して植えるかの2パターンが植え付けのタイミングです。越冬の場合はビニールをかぶせてしっかり寒さをよけましょう。またワラを敷くことで温度の低下を防げます。新しい緑の葉以外の、枯れてしまった茶色い葉は成長の妨げとなるので葉柄ごととりましょう。4月頃、赤く色づいたら収穫です。

この投稿者の他の植物図鑑一覧