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ヌスビトハギについて育て方や情報

ヌスビトハギについて育て方や情報

ヌスビトハギは日本全土の平地や山地に生えている多年草で、果実は表面にカギ状になった突起がたくさん付いているので野生動物の毛や人間の衣服などに付着して分布地域を広げていくのが特徴です。ヌスビトハギの名前の由来は、昔の泥棒(盗人)は足音を立てないように忍び足でこっそり歩き、足の裏の外側だけを地面につけるようにする習慣があったのでその足跡の形が果実に似ていることから付けられたと言われています。盗人も気づかないくらいこっそり種子を服にくっつけて運ばせる性質のある植物なので狡猾な名前が付いたという説もあります。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

植物分類の特徴

ヌスビトハギの植物分類はマメ科ヌスビトハギ属で、世界では400種、日本では9種が確認されています。葉が小さくて果実に鉤状の突起があってくっつくこと、どこでも生息できる多年草であることなどの特徴があります。

原産国の特徴・同様の原産国の植物紹介

ヌスビトハギの原産国は北アメリカと言われていて、中国や朝鮮半島、台湾、日本などに帰化して現在では北海道から沖縄まで幅広い地域に生息しています。同じ地域ではアカザ、アブラナ、ハナダイコン、キキョウ、イラクサ、オトギリソウ、キク、アザミ、キンポウゲ、サクラソウ、ハッカ、ニワトコ、スミレ、セリ、ツツジ、シダの仲間など数多くの種類の植物が見られます。野バラや蔓を巻くマメ科の植物の仲間も多くて、自生している雑草でも美しいものや珍しいものがたくさんあるので初夏の時期には特に可愛らしい花を観賞することができます。

同時期に開花する花の種類や特徴

ヌスビトハギは7月から9月にかけて開花し、九州や沖縄では6月下旬にも見ることができて東北や北海道では遅めに咲き始めます。同じ時期にはアサガオ、ヒマワリ、ホオズキ、アベリア、クチナシ、ケイトウ、ザクロ、サザンクロス、スイレン、ゼラニウム、センリョウ、ダリア、ツユクサ、コスモス、フウセンカズラなどがあり、キク科の植物やサルビアやシソ科の植物なども多く見られます。植物の種類が最も多い季節なので、夏の暖かい日差しや雨のおかげで野山や庭先などあらゆる場所で一斉に草木が美しい色や形を演出してくれて、とてもカラフルです。

花言葉を使う時のサンプル

ヌスビトハギには「略奪愛」という花言葉があります。植物名のとおり誰かの恋人を奪ったり愛人と浮気に走ったりするような少し危険なニュアンスがあるので、プレゼントしたりテーブルに飾るときは少し注意が必要です。

花・植物についてのコメント

ヌスビトハギは高さが60~100センチくらいの中くらいの背丈で、茎は細くてしっかりした硬さがあって株立ちになる性質があります。葉は卵型で小さくて、花はまばらで3~4ミリととてもちいさくて薄いピンク色をしています。果実が衣服や動物にくっつくので、熟す季節に茂みに入ったりすると服や靴に小さな果実がたくさん付いてしまい取り除くのが大変になることがあります。温暖な気候から寒冷で乾燥している地域まで幅広いエリアで生き伸びることができるので北アジアや日本全土に分布していて、親戚の変異種もたくさんある帰化植物です。

簡単な育て方・栽培方法

水はけや風通しのよい地域なだどこでも育ち、特に肥料をやる必要もないので育て方は難しくありません。種まきは秋に行い、寒冷な地域では春先に種をまきます。多年草なので一度根を張ってしまえば翌年からは毎年春になると自然に生えてきます。繁殖能力が高いので適度に刈り込みをしないと増えすぎて生い茂ってしまうので気をつけましょう。

この植物に関してのまとめ

ヌスビトハギについてまとめてみると、盗人という面白い名前のついた植物ですが、毒があったり危険なことはなく、可愛らしい小さなピンクの花をつける野生の植物で、果実が服にくっついてしまうので扱いに少し注意する必要があります。鑑賞用に栽培されることは珍しく、野山に自生していることが多い品種で北から南までいろいろな地域で見ることができます。どんな土壌でも育ち、日向でも日陰でも生き延びられるので生命力が強くて冬の寒さや夏の暑さにも負けず毎年伸びてくる元気な植物です。集団を作ってまとまって生えていることが多く、山間部や森林地帯でよく育ちます。

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