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マツカゼソウについて育て方や情報

マツカゼソウについて育て方や情報

マツカゼソウ(松風草)は、ミカン科の植物であり、宮城県より南の関東・中部・近畿・中国・四国・九州地方の山地などの森・林などに生えます。茎は高さ50~80cm、葉は3回3出羽状複葉でかわいらしい特徴的な見た目を持ちます。柔らかくて無毛であり、近くで匂いを嗅ぐとほんの少し香りが漂います。白色の小さな花を咲かせて、ガクは4個、雄しべは7~8本、長楕円形で長さ約1mmと非常に小柄です。子房には柄があり、果実は柄の先に4つに分かれた形状の緑のものを実らせます。また、褐色の1.5mmほどの短い種子をつけます。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

植物分類の特徴

マツカゼソウの植物分類上の特徴としては、被子植物・双子葉植物であり、ムクロジ目・ミカン科・マツカゼソウ属に属する多年草であり、東アジアに分布しているケマツカゼソウを基本種とし、そこからの変種・派生種です。

原産国の特徴・同様の原産国の植物紹介

マツカゼソウの原産国は、宮崎県以南の日本の各所となっています。同じ日本原産の植物としては、日本の春の象徴的存在の桜が挙げられます。ソメイヨシノやヤマザクラ、ヤエザクラをはじめとしてさmざまな種類があり、春を彩ります。他にも、5月の初夏を彩るカキツバタやアヤメ、ショウブなど古来の絵画の題材に用いられた優雅な姿や、秋の街並みを華やかに彩るサザンカ、山々や神社・寺院との絶妙なハーモニーを見せる紅葉の代名詞であるモミジ、コンギク・ノギクなどをはじめとするキク科の植物など、実にたくさんの植物が挙げられます。

同時期に開花する花の種類や特徴

マツカゼソウの開花時期は、8〜10月です。同じ時期に開花する植物は、夏の風物詩とも言えるヒマワリが挙げられます。大輪の黄金色の花を咲かせます。完全に咲いてしまってからは東に固定されますが、つぼみのうちは太陽のある方向に顔を向けて動くさまからその名がつきました。この他、アサガオやリンドウ、フヨウやキクイモが挙げられます。他にも、9月は秋を端的に表す植物・コスモスや赤く彩るヒガンバナ、香ばしい香りを放つキンモクセイ、10月は街角で華やかに咲くサルスベリ、9〜10月にかけてはノギク・コンギクなどキク科全般が咲きます。

花言葉を使う時のサンプル

マツカゼソウの花言葉は、「ゆらめく恋心」です。植物の名前は、秋風に揺れる姿からついたということもあり、ほのかな恋心や秘めやかな想いを連想させますね。ミカン科の植物らしく、葉っぱから柑橘系の香りが漂うことも相まって、甘酸っぱい気分になることでしょう。

花・植物についてのコメント

マツカゼソウの属しているマツカゼソウ属は、日本の他にはアジア諸国でよく見られ、中国・台湾をはじめ、ベトナム・ラオス・タイ・ミャンマー、そしてインド・パキスタン、ネパール・ラオス・ブータンなどアジア諸国一帯に見られます。また、ユーラシア大陸以外では、南シナ海のフィリピンやインドネシアでもその姿が確認されています。広範囲にわたり生息が確認されている種ですが、日本のものは変種扱いであるため、東アジアに多く見られるマツカゼソウ属の一種が日本にあると認識しておくのが正しいでしょう。なお、温帯・亜熱帯・熱帯とかなり広範囲にわたって生育していることより、育てる環境は格別整えなくても生育するといえます。

簡単な育て方・栽培方法

マツカゼソウの育て方としては、鉢植え・地植えともに可能であり、腐葉土・パーク堆肥を利用しましょう。乾燥・直射日光を避け、日陰に植え付けましょう。土が乾燥したら水をたっぷり与えます。挿し木・株分けで増やすことができ、涼しくて適度な湿度を提供してやれば勝手に育つほど、繁殖力の強い植物ですので育てやすいです。

この植物に関してのまとめ

マツカゼソウのまとめとして、アジア諸国を中心に多くの仲間が存在する種であり、8〜10月にかけて咲かせます。ミカン科であるためか、葉からは少し柑橘類特有の香りが漂います。白く小さな花を咲かせて、緑の4つに分かれた果実が愛らしいです。日本では、宮城県・福島県以南の各地の山林に自生するため、涼しい日陰で水をしっかり与えていれば勝手に育ちます。森で生えている環境を参考にして栽培環境作りをすると良いでしょう。害虫も特に寄り付きませんが、ミカン科であるためごくまれにキアゲハに好まれ、幼虫に食べられることがあり注意が必要です。

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