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サクランボ(桜桃)の種類【佐藤錦】について育て方や情報

サクランボ(桜桃)の種類【佐藤錦】について育て方や情報

サクランボ(桜桃)には色々な品種がありますが、日本を代表する品種といえば佐藤錦です。発祥の地はサクランボ(桜桃)の生産量日本一を誇る山形県です。風味に優れている黄玉という品種と酸味に特徴のあるナポレオンとをかけ合わせ、両者のいいところをとって研究・開発されました。果実の大きさは6~7g程で美しいハート型をしているのが特徴です。黄色地に紅色をした果皮を持ち、甘みが強くみずみずしい果肉です。その果実は柔らかくて食べやすいので大人気を集め、「赤い宝石」と称される高級品です。近年は、さらに大玉の開発も進みなお一層魅力のある果物となっています。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

サクランボ(桜桃)は、果物分類としては、バラ科サクラ属サクラ亜族属である実桜の果実です。なお、花を観賞する桜は実が大きくならず食用のサクランボ(桜桃)にはなりません。その中で佐藤錦は現在国内生産量が最も多い品種です。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

原産国の山形県は「果物王国」と呼ばれています。果物が美味しく育つために最適な、夏は暑く冬は雪に閉ざされるという年間気候風土、昼夜の温度差も大きく、また空気と水がきれいで日本でも他に類をみない恵まれた条件がそろっているjからなのです。ですから、山形県には様々な果物が美味しく実るのです。とれないものはないといえる果物で、サクランボ(桜桃)と同様に山形ならではという果物を紹介すると、山形が全国生産の70%を占めるラ・フランスが挙げられます。ラ・フランスは独特のよい香りとまろやかな果肉が特徴の西洋梨の最高峰と評されており、「果物の女王」とまで呼ばれています。

種まき時期に関しての注意特徴

発芽に1年ほどかかるので、種まきは初夏の6月頃が最適です。また、種は一度乾燥すると発芽しにくくなるので、乾燥させずに種まきをするのが注意点です。用土は肥料分がなく水はけがよく、適度な水分を保って通気性のよいものが適しています。種をまいた後は、温暖や四季を感じさせてあげることが重要です。

収穫時期に関しての注意特徴

佐藤錦の収穫時期は6月から7月前半と非常に短期間です。この時期に収穫されたものは濃厚な甘酸っぱさと、何とも言えない食感でまさに驚くべき美味しさです。その他の時期に収穫されたものはハウス栽培のものがほとんどなので、味は良くても値段が高くなります。露地物を旬の時期に味わうのが一番です。

病害虫の特徴

病害虫は、ハマキムシによる被害が多いです。この病害虫は、枝から葉が出て間もない時期から、葉や花、果実までも食べてしまいます。防除方法は、春先までの休眠期にマシン油乳剤などの薬剤を使ったり、収穫前後の時期には他の害虫の防除対策も兼ねて有機リンを散布します。

栄養分に関しての特徴

主な栄養分はブドウ糖、カリウム、リン、鉄といったミネラルを含有する成分と、その他にもカロチン、ビタミンB1・B2・C等も含まれています。また、酸味にはクエン酸・リンゴ酸等の有機酸が含まれます。効能はいろいろありますが、特に注目すべきは高血圧の予防です。これは主にカリウムの働きです。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

果実は他の品種と交配しないとできないので、他の品種を植えたりバケツに花が咲いた枝を入れて吊るすのは必要なアイテムです。また、人工授粉をするときの道具としてダチョウの毛は必須アイテムです。他の動物の毛や化学繊維などにはない繊細な毛先を持ち耐久年数も長い優れものです。

果物の歴史

佐藤錦の生みの親は、山形県東根市に江戸末期に生まれた佐藤栄助という人物です。「ルビー色の夢を追った男」として伝説になっています。生産していたサクランボの収穫期が梅雨と重なるせいで実が割れることが多く、日持ちも短かった。新しい品種を苦労を重ねて研究し、黄玉とナポレオンの交配に成功したのです。

おすすめの食べ方料理方法

最高級サクランボ(桜桃)の佐藤錦ですから、一番美味しい食べ方は旬の時期にそのまま食べるのが一番です。では、どのような食べ方をすれば最も美味しく食べられるかといえば、それは木で熟したものをとってその場で食べることに尽きます。それを実現するためにはサクランボ狩りはおすすめです。旬の時期の中でも木で熟す中旬から終り前が最適です。もちろん料理にも使えます。ケーキのデコレーション、コンポート、ジャム、シロップ、ジュース、ゼリー、ジェラートといったデザートにしても美味しくいただけますし、少し変わったものではホワイトリカーとレモンに着けてチェリー酒という楽しみ方もできます。

果物育て方の注意点まとめ

佐藤錦の育て方の注意点について箇条書きでまとめます。・収穫時期は梅雨時期ということもあり、雨があたると実割れしやすくなります。ですので、収穫の1週間前を目安にビニールなどのシートをかけます。・木の下の方についている実は、陽の光が当たらないので放置しておくと色がつきません。白いシートを使って日光を反射させて光を当てるようにする。・光を当てないと色がつかないので樹木全体に日光を当てることが重要ですが、当て過ぎてもいけないのでムラなく適度に当たるように調整が必要です。また、果実だけでなく、葉の光合成によって果実に甘みが蓄積するので、葉にも日光を当てることが大切です。

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