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サクランボ(桜桃)の種類【豊錦】について育て方や情報

サクランボ(桜桃)の種類【豊錦】について育て方や情報

豊錦は、1986年に品種登録された山梨県発症の早生種のサクランボ(桜桃)の一種です。研究によって開発されたものではなく、様々な品種が混植されたサクランボ(桜桃)園で自生しているのが偶然発見されました。果実の大きさはサクランボ(桜桃)の中でも中間程度で、赤みが強く色づきが良いのが特徴です。外見とは裏腹に、実を切ってみると中身は透明に近い黄色で、柔らかい果肉となっています。甘さは中程度で、わずかな酸味も持っています。他の品種と比べても比較的柔らかく、甘みもしっかりあるので子供も食べやすくなっています。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

サクランボ(桜桃)は、バラ科サクラ属サクラ亜属に果物分類されており、ミザクラと呼ばれる樹の果実となっています。色も品種によって様々で、鮮やかな赤や黄色、黒っぽい赤紫などバラエティ豊かで、それぞれに味の特徴も異なっています。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

豊錦の場合、原産国は偶然発見された日本の山梨県という事になります。山梨県は日本でも有数の果物の産地で、サクランボ(桜桃)の他にも様々な種類が栽培されています。例えば、ブドウやモモは日本でも第一位の生産量を誇っている他、キウイやリンゴ、柿やイチゴなども生産されており、いずれも生産量が国内トップクラスとなっています。また、ネクターやプルーン、ブルーベリーやカリンと言った珍しいものも豊富に栽培されています。主に暖かい地方で生産されることの多いスイカもわずかながら生産されており、まさに日本の果物王国と言える地域となっています。

種まき時期に関しての注意特徴

サクランボ(桜桃)の一種である豊錦も、種まきをしてある程度苗が育ったら、植え付けを行って本格的に栽培を始めることになります。植え付けは基本的に3月ごろがシーズンですが、耐寒性もあるので12月に行う地域もあります。

収穫時期に関しての注意特徴

収穫時期としては、6月の始めから7月中旬ごろまでとなります。サクランボ(桜桃)は自分だけでは受粉しないため、他の品種を人の手などで受粉させないと実ができません。また、品種によっては相性が悪く、結実しないこともあるので注意しましょう。

病害虫の特徴

豊錦の場合も他の品種と同じく、幹の中に入り込んでくる病害虫に最も注意する必要があります。幹に入られると農薬も効きづらいため、非常に厄介です。具体的には、ハダニ類やスカシバといった虫に注意して対策を行うようにしましょう。

栄養分に関しての特徴

豊錦には、アントシアニンやソルビトール、カリウムといった栄養分が豊富に含まれています。これらの成分には高血圧や動脈硬化、心筋梗塞などを防ぐ効果が期待されています。また、造血や細胞の育成を助けるとされる葉酸も豊富で、貧血予防にも役立ちます。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

この品種は、実がなるまでや次のシーズンに向けて、定期的に剪定を行うことが必須となります。このため、高い場所でも剪定しやすいアイテムを揃えておくと良いでしょう。また、サクランボ(桜桃)は鳥の大好物なので、狙われないようにネットなどを被せておきましょう。

果物の歴史

サクランボ(桜桃)は、もともとヨーロッパなどを中心に自生していました。紀元前300年頃には人の手で栽培されるようになり、広く普及しました。日本には平安時代に中国から伝わっており、明治に入ると国内でも栽培されるようになりました。

おすすめの食べ方料理方法

豊錦のおすすめの食べ方としては、やはり旬の時期にそのまま食べることが挙げられます。この場合、中の種を取り出すのが面倒ですが、最近では種だけを簡単に取り除ける便利なアイテムなども販売されています。早生種となるため、旬の時期は5月末から6月にかけてとなります。収穫後はどんどん味が落ちて行ってしまうので、購入したらすぐに食べるようにしましょう。この他、シロップ漬けにした缶詰や、水分を飛ばしたドライフルーツとしても親しまれています。お菓子などにもよく使用され、形の良さや色の良さから華を添えることができます。

果物育て方の注意点まとめ

サクランボ(桜桃)は寒さに強いため、東北地方あたりまでは栽培が可能です。一方九州や沖縄など温暖すぎる地域ではすぐに実が落ちてしまうため、育てにくいと言う特徴があります。また、果実がしっかりと成熟する時期が5月後半からなので梅雨と重なることが多く、果実が傷んでしまいやすいので注意しておきましょう。このため、この時期に雨があまり降らない地域のほうが、より育てやすくなります。また、開花してもそのまま勝手に実は付かないので、5分咲きの頃と満開の頃にそれぞれ他の品種の花粉を受粉させてあげる必要があります。

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